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「欧州やアフリカのビューティテックの動き」美容業界を読み解くまとめ(4):New Year Special

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2019年が終わり、2020年が幕開け。この年末年始、BeautyTech.jpでは昨今の美容業界の動きを振り返り、新しい年のトレンドを占うキーワード6つを選出して、関連記事をまとめて紹介する。第4 回は「欧州やアフリカのビューティテックの動き」。

欧州ではフランス、英国、ドイツを中心にテック企業への投資が進んでおり、美容業界では、ARを活用したバーチャルメイク体験をはじめ、サステナビリティ、クリーンビューティ、パーソナライズをキーワードとしたスタートアップ、また、透明性を徹底して、コミュニティに価値をダイレクトに伝えるD2Cブランドが勢いを増している。なかでも、フランスは世界中から有望な起業家が集まるイノベーション大国になるべく、エコシステムの充実化を図っており、テックイベントやアクセラレータプログラムが盛んに行われている。あわせて、資金調達における男女比率の差がまだまだ大きいことから、女性起業家への投資を推進する民間の支援組織も発足している。

また、今までマイノリティとされてきたアフリカ系の人々に向けたスキンケアやメイクアップ製品、ヘアビューティのアプリケーションなども欧州で誕生しており、アメリカを含めた巨大市場のビジネスとして注目を集めており、来年からの展開に注目したい。

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Image: Oscar Obians via Unsplash

「フランスを通して欧州、アフリカのビューティテックの動き」まとめ記事

◆ 欧州のスタートアップとトレンド
欧州の注目インディー4ブランドにみる「環境」と「多様性」への希求
起業するのに最適な都市、ベルリンに集うビューティスタートアップ
エシカル&リュクス、男性コスメ、AI。パリで3回目のBeautyTech MeetUp
世界的なヴィーガンコスメ人気、欧米では大手参入で大衆化・プチプラ化も進む 

◆ フランスのテックイベントと女性起業家の支援の動き
ロレアルのデジタライゼーションは「無限」の未来へ【Viva Technology2019】
LVMHが支援する仮想店舗技術などVR/ARのいま【Laval Virtual 2019】
仏Cosmetic360に3Dメイクプリンター、IoTコスメなどのイノベーションが集結
フランス発、女性起業家の資金調達率アップを目指すムーブメント「Sista」
セフォラのアクセラレータプログラムが目指す、女性起業家のソーシャルインパクト 

◆ アフリカ系
アフリカ系起業家によるクールなD2Cは世界を包み込むか。初のFaB Africa開催

Text: 谷 素子(Motoko Tani)
Top image: VAlekStudio via shutterstock