「革新が続くヘアケア分野の製品&サービス」美容業界を読み解くまとめ(5):New Year Special
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2019年が終わり、2020年が幕開け。この年末年始、BeautyTech.jpでは昨今の美容業界の動きを振り返り、新しい年のトレンドを占うキーワード6つを選出して、関連記事をまとめて紹介する。第5回は「革新が続くヘアケア分野の製品&サービス」。
美容業界の中でも「ヘアケア分野」は、今もっとも大きな変革が起こっているといっても過言ではない。日本国内の理美容室店舗数は過去最高を更新してレッドオーシャン化するなか、他社とどのように差別化し生き残りを図るのかは喫緊の課題だ。近年、美容室の経営支援ツールや、美容師の新しい働き方を実現するマッチングサービス、月額定額制で何度でも美容室を利用できるサブスクリプションモデルなど、これまでのビジネスモデルの枠を超えた新サービスが次々と誕生している。
そして、世界的なトレンドとなっていたパーソナライズ・ヘアケアブランドの波がついに日本にも本格上陸し、2019年はスタートアップだけでなく大企業からもブランドが誕生した。これらの製品が、ユーザーにどのように寄り添い、市場を広げていくのかに注目が集まる。2020年は、ヘアケア分野においてビジネス再編成が、ますます加速しそうだ。
Image: garetsworkshop via shutterstock
「新サービスや製品が続々と登場するヘアケア」まとめ記事
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◆海外のパーソナライズ・ヘアケア企業の動向
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Text:小野梨奈(Lina Ono)
Top image: Leonardo Wong via shutterstock