「日本のフロントランナー」美容業界を読み解くまとめ(1):GW2020
◆ New English article
◆ 新着記事をお届けします。以下のリンクからご登録ください。
Facebookページ|メルマガ(隔週火曜日配信)
LINE:https://line.me/R/ti/p/%40sqf5598o
緊急事態宣言下となる2020年のゴールデンウィーク。BeautyTech.jpでは昨今の美容業界の動きを振り返り、「withコロナ」として対応がせまられる2020年下半期に重要となるキーワード6つを選出し、関連記事をまとめて紹介する。第1回は技術やアイディアで時代を牽引する「日本のフロントランナー」だ。
美容業界にイノベーションをもたらす世界初や日本初の技術や製品、あるいはこれまでの常識を打ち破る斬新な発想で、ビジネスやマーケットそのものを変えていく企業がある。
たとえば、花王は自社開発のファインファイバー技術を、パナソニックと協業することで、全く新しいスキンケアの提案として実用化を果たした。日本で初めてパーソナライズヘアカラーをローンチしたストークメディエーションは、マスブランドが生まれにくい市場の現状を逆手にとり、ニッチながらより深く顧客に“刺さる”ブランドを並列に展開していく構想をもくろむ。
また、フェムテックという言葉もまだない20年前から、生理日や排卵日のトラッキングで女性のウェルネスと人生設計のサポートを目指すエムティーアイのアプリ「ルナルナ」は、この分野では日本において不動のナンバーワンの地位を築いている。
それぞれのフィールドで先頭を走る企業が、何を考え、何をしてきたのかを知ることは多くの学びを与えてくれるはずだ。
Imtmphoto via Shutterstock
「日本のフロントランナー」まとめ記事
◆エキップから日本発エシカルブランド「athletia」が新登場。“美とはライフスタイル”という提案
◆ Noveraによる肌測定AI化粧品レコメンドアプリ「viewty」がもたらすブランド・ソリューション
◆ 日本で初めての本格的なOS搭載コスメ自動販売機「プレノ」が切り拓くOMO体験とは
◆ 20年にわたり日本のフェムテックを引っ張る「ルナルナ」の月経予測&管理アプリ
◆ 花王とパナソニックの協業により革新的な新技術ファインファイバーを実用化
◆ 日本初のパーソナライズヘアカラー「COLORIS」誕生の裏には独自の“ニードルブランド戦略”
◆ D2Cブランドとタッグを組んで新しい小売のあり方を提案するマルイの「デジタル・ネイティブ・ストア」
Text: そごうあやこ (Ayako Sogo)
Top image: Jason Leung via Unsplash