夏休み特別企画:美容業界を読み解くキーワード5選 その4「コミュニティマーケティング」
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月曜日が祝日となったこの1週間、お盆休みを満喫している方も多いだろう。BeautyTech.jpでは、ここ半年ほどの美容業界の動きを振り返り、トレンドを理解するためにおさえておきたい、必須のキーワード5つを編集部員がピックアップ。関連記事をまとめて紹介する。第4回は「コミュニティマーケティング」。
企業がもつ理念やブランドコンセプト、商品に愛着をもったユーザーが集まるグループと双方向のコミュニケーションをとる、あるいはそういったコミュニティを育てようという試みに取り組む企業が増えている。この「コミュニティマーケティング」の考え方自体は以前から存在していたが、デジタル化とSNSの普及によってより実現しやすくなり、注目が高まっている。コミュニティマーケティングは、ユーザーを熱狂的なファンに育ててロイヤリティを高め、顧客生涯価値 (LTV)を向上させることができるだけでなく、既存のファンがいわば伝道師となり新たなファンを呼び込み、さらにはコミュニティ内で新たな商品やビジネスのヒントが生まれたりもする。つまり共創プラットフォームへの発展の可能性をも秘めているというわけだ。
コミュニティマーケティング まとめ記事
◆ 美容ブランド、それぞれのコミュニティとの向き合い方
・セフォラの超・顧客中心主義【前編】~「試せる」から「コミュニティ」まで
・Glossierファンの自発的コミュニティからAIチャットまで「交流」づくりの最先端
・資生堂POSME式、女子高生のクローズドなコミュニティでバズを生む方法論
・ ポーラ APEX劇的リニューアルは20年追い続けたスピードと質、そして共創から誕生
・ #SephoraSquadは、セフォラのインフルエンサー「発掘と育成」戦略の最先端
Text: 小野梨奈 (Lina Ono)