LVMHは決済から声のコミュニティまでスタートアップと連携強化【Viva Technology2019】
LVMHブース風景2

LVMHは決済から声のコミュニティまでスタートアップと連携強化【Viva Technology2019】

New English article
◆ 新着記事をお届けします。以下のリンクからご登録ください。
Facebookページメルマガ(隔週火曜日配信)
LINE:https://line.me/R/ti/p/%40sqf5598o

前回のロレアルに引き続き、今回はパリで開催されたViva Technology(以下VivaTech)におけるLVMHのブースを紹介する。

ロレアル同様、Station Fのプログラムなどで、スタートアップの支援に力を入れるLVMHは今年もLVMH Innovation Awardを開催し、授賞式ではベルナール・アルノー会長兼CEO自らがスタートアップを表彰し、テクノロジーをイノベーションにつなげる活動への高いコミットメントをしている。

同グループの強みは、クリエイティブで希少性を保ちながら70ものメゾンの価値を最大限にしていくことだ。そこにデジタルシフトがどう貢献するのかの試行錯誤を重ね、多方面で戦略的にイノベーションを取り入れている。2018年には過去最高の468億ユーロ(約5兆8,550億円)の売り上げを記録したラグジュアリー業界最大手が提案するリュクスなデジタル体験とはどのようなものだろうか。今回はビューティとファッション、それぞれの分野での展示をレポートする。

セフォラが変える4つの顧客体験

昨年と同様、500平方メートルという広大なブースを構え、LVMHグループのメゾンとともに、LVMH Innovation Awardのファイナリストに選出されたスタートアップ30社が、AI、AR、顧客サービス、決済システムなど、さまざまな分野のテクノロジーを紹介した。また、ブース中央のステージでは、LVMHブランドの担当者やスタートアップが開発背景やデジタル戦略を具体的にシェアするなど、取り組みの本気度と自信が伺えた。

画像1

2018年にLVMHのSephora Accelerate
参加したBeautyMix, Ho karan, Abhati
トークセッション(提供:BeautyMix)

まずは、美容に関するイノベーションから紹介しよう。
デジタルをいち早く取り入れている世界最大級のコスメセレクトショップ「セフォラ」では、4つの顧客体験が披露された。1つ目は、スマートホームディスプレイ「Google Nest Hub」を使ったメイクアップのチュートリアルだ。

小型ディスプレイに登場する女性をお手本に、6種のメイク方法を学べる。「Googleアシスタント」内蔵で、音声で指示を出せるためメイクの手を止めることなく学べる。この体験はVivaTech会期中にオープンしたパリ西部のLa Défense店で5月28日から3週間のみ展開予定。「Google Nest Hub」がなくても、スマートフォンに「Googleアシスタント」をインストールすれば、自宅でも利用できる。

この続きをみるには

この続き: 2,097文字 / 画像6枚
この記事が含まれているマガジンを購読する
このマガジンを購読すると、バックナンバー記事を制限なくご覧いただくことができます。

BeautyTech.jpは最新1カ月の記事は無料、それ以前の記事は全文閲覧が有料です。「バックナンバー読み放題プラン」をご利用ください。

このマガジンを購読すると、バックナンバー記事を制限なくご覧いただくことができます。

「バックナンバー読み放題プラン」の法人・企業様向けプランです。社内限定で転用・共有していただけます。

ありがとうございます!メルマガで隔週で更新情報配信中。ぜひご登録を!
美容業界の国内外のイノベーションを発信するメディア。最新記事から過去1ヶ月分は無料でお読みいただけます。それ以降の記事は「バックナンバー読み放題プラン」をご利用ください。詳しくはこちらから→ https://goo.gl/7cDpmf