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夏休み特別企画:美容業界を読み解くキーワード5選 その5「韓国コスメの底力」

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月曜日が祝日となったこの1週間、お盆休みを満喫している方も多いだろう。BeautyTech.jpでは、ここ半年ほどの美容業界の動きを振り返り、トレンドを理解するためにおさえておきたい、必須のキーワード5つを編集部員がピックアップ。関連記事をまとめて紹介する。第5回は「韓国コスメの底力」。

「K-Beauty人気に陰りでJ-Beautyが盛り返している」というトレンドは、確かにスキンケア分野ではそうかもしれない。スキンケアにおける技術開発では日本、そして欧米に一日の長がある。とはいえ、BBクリームや、クッションファンデ、ティントなど世界を席巻する革新的なベースメイクやメイクアップアイテムは韓国発であり、D2Cがトレンドとなる以前の2010年ごろから、韓国の新興ブランドはD2Cでスタートし、デジタルマーケティングや、売れてくるとK-POPスターを看板にするなどして話題をつくってきた。人口約5,200万人とその市場の狭さもあり、新興ブランドでもスタート当初から海外進出を視野に入れているのも特徴だ。セフォラが6年の検討期間をへて韓国に出店を決め、ドイツのバイヤスドルフは、ニベアブランドでアクセラレータープログラムを韓国で実施するなど、アイディアフルな化粧品のラボ的な視点で韓国コスメへの熱視線はまだまだ続くだろう。

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韓国コスメの底力 まとめ記事

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韓国ユニコーン企業のひとつは美容企業
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Text: 矢野貴久子(Kikuko Yano)