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「クリーン&グリーン・ビューティ」 美容業界を読み解くまとめ(1): GW Special

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最長10日間の連続休暇となった2019年のゴールデンウィーク。BeautyTech.jpでは、ここ半年ほどの美容業界の動きを振り返り、トレンドを理解するためにおさえておきたい、必須のキーワード5つを編集部がピックアップし、関連記事をまとめて紹介する。第1回は「クリーン&グリーン・ビューティ」。

エスティ ローダーが投資家向けの説明会インベスト・デーで、自社のESG(Environmental, Social and Governance=環境的、社会的、企業統治的)目標を発表したように、グローバルな大手化粧品メーカーは、サステナビリティの追求や製造のすべての過程における透明性など、企業責任と倫理観を明示する方向に動いている。その背景には、物理的にもエシカルにも“クリーン”な製品を求める消費者の強い要求がある。有害な化学物質を含まない天然由来成分をうたう、いわゆる「ナチュラル&オーガニック」製品の購入率は着実に伸びて市場を拡大。メーカー各社もクリーンでグリーン(自然)な新製品を続々と投入するなど、一大潮流が生まれている。

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クリーン&グリーン・ビューティまとめ記事

◇大手企業はエシカル志向
環境問題からLGBTへの配慮、教育まで。欧米美容企業は次世代の利益のために動く

◇ナチュラル路線が世界の主流 
世界的なビーガンコスメ人気、欧米では大手参入で大衆化・プチプラ化も進む
欧州の注目インディー4ブランドにみる「環境」と「多様性」への希求
2019年以降、ニューエイジ・ビューティが一大トレンドに。WGSNの分析
大麻コスメ市場急成長、その背景にあるのはナチュラルを求める消費者意識

◇ソーシャルグッドネスの意識が高いミレニアル世代やZ世代に向けて
ミレニアル世代へのグローバルアプローチはナチュラル、プチプラ、SNSが鉄則

◇日本でも拡大の気配をみせるオーガニックコスメ
マツモトキヨシ、店頭の顧客ニーズからいち早くオーガニックPBを出した先見の明
大手スーパー・イオンが若い世代と汗を流して生産から取り組むオーガニック
小林製薬グループがアロエに特化したオーガニック化粧品で唯一無二をめざす
100%植物成分原料への挑戦。日本でも新ブランドARTQ ORGANICSが誕生

Text: そごうあやこ (Ayako Sogo)