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「インバウンド&アウトバウンド」美容業界を読み解くまとめ(2): GW Special

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最長10日間の連続休暇となった2019年のゴールデンウィーク。BeautyTech.jpでは、ここ半年ほどの美容業界の動きを振り返り、トレンドを理解するためにおさえておきたい、必須のキーワード5つを編集部がピックアップし、関連記事をまとめて紹介する。第2回は「インバウンド&アウトバウンド」。

大手百貨店が自前の専門ECを開設あるいは強化するなど、新たなビューティー系キュレーションECの台頭が目立つ昨今。「どこで、どう売るか」という問いに対して、企業は「シームレスな購買体験」「オン・オフラインの垣根を超えたリッチな接客」などの答えを持って、対応に奔走しているようだ。AIチャットボットやAR/VRなどのテクノロジーは、その実現のための重要なツールと位置づけられる。一方で、今後、日本の美容業界にとって「誰に売るか」という問題は、さらに切迫したものになるだろう。国内市場が縮小するなか、正解はおそらく限られてくる。すなわち、いかに海外、とくに市場の大きい中国の新しい顧客を取り込むかということだ。「インバウンド&アウトバウンド」の重要性がことさらに強調されるゆえんである。

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 Image: VGstockstudio via shutterstock

インバウンド&アウトバウンドまとめ記事

◇ECのインバウンドに特化したサービスが登場
越境ECの概念を根底からくつがえす、 「ネットインバウンド市場」を創出するジグザグ

◇大手化粧品業界もアウトバウンド強化の動き
資生堂が激変の中国市場でニューリテール施策などイノベーション創出への動き

◇変化する中国市場。国内ブランドも着々成長。問われる海外販売戦略
中国ブランドとして着々と成長する「自然堂」と「百雀羚」、それぞれの市場開拓戦略
中国の流行語「消費降級」。化粧品はプチプラ、せめてもの贅沢品、どちらに向かうのか

◇購買力に見るインバウンド強化のメリット
中国女性のコスメへの投資は日本の2倍に。コスメに対する意識の差を調査
売れまくる化粧品から考える「日本製」の復興
百貨店売上高2年ぶりにマイナス、好調の化粧品売場を拡充する動きも

Text:  河 鐘基(Jonggi HA)

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