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韓国化粧品開発プラットフォーム各社、国内外での販売支援サービスまで拡充へ

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韓国では、化粧品を作りたい企業や個人クライアントのアイディアをトータルでサポートし実現化する化粧品開発プラットフォームが相次いで登場しているが、商品の製造にとどまらず、国内外、あるいは海外から韓国への直接販売支援にも注力する傾向が表れてきている。各社のサービスの最新アップデート情報をもとにそれぞれのサービス内容拡充についてレポートする。

差別化に乗り出す化粧品開発プラットフォーム

韓国で相次いで登場する化粧品開発プラットフォームは、ブランドや新商品を手掛けたい企業やインフルエンサーなどの個人に対し、業界や製品に関する事前知識の提供、市場調査および企画の練りこみ、サンプルテスト、容器やパッケージ、ラベル業者との個別の折衝などの製造過程から、マーケティングまで、化粧品づくりのすべてのプロセスをサポートしている。

こういったOEMプラットフォームが複数ある韓国では、それぞれの特色も異なる。たとえば、Cosmepolitanは小ロットでもパッケージなども含めフルカスタマイズ可能で、日本語での対応も可能だ。

今回は、化粧品の開発・製造だけでなく、自社のECモールや国内外への販売支援サービス、あるいは海外から韓国への販売支援にも力を入れはじめたOEMプラットフォームを紹介する。

Beauty Makers:海外クライアントも多く、大手ECモール内にショップも展開

出典:Beauty Makers 公式サイト

「コスメA-Z非対面フルサービス」をうたい、企画・生産・販売などの工程とソリューションを、オンラインで提供・完結させるビジネスモデルを目指すのがBeauty Makersだ。同社は20年以上にわたり経験を積んだ業界専門家が集まり設立され、ビューティ製品企画・販売代行プラットフォームとして、2018年にスタートした。

アプリ上では、スキンケア、メイクアップ、ヘアケア、マスク、ネイルなどカテゴリーごとの見積金額、およびサンプル製造が可能な最低金額を簡単に検索する機能や、4,000の製造ネットワークや個別アイテムから、適した業者やソリューションをマッチングする仕組みを提供している。昨今ではOEM事業者をヒット商品別に分けて長短所を分析する機能の実装など、マッチングの正確性や効率性を高めることにも力を入れている。

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