小嶋陽菜氏率いる「Her lip to」6年目の熱狂、ビューティでさらに顧客層を拡大へ
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2023年6月、ライフスタイルブランド「Her lip to(ハーリップトゥ)」が立ち上げから5周年を迎え、タレント・モデルとして活躍する小嶋陽菜氏が率いるブランドとして急成長を遂げている。アパレルだけでなく、ビューティ、ランジェリー、雑貨、食にいたるまで扱う範囲は広く、当初の予想を上回るヒットアイテムを生み出すなど支持を集めている。なかでもビューティラインは、Her lip to の次の展開の大きなカギを握る。その背景を同社COO、CDOに聞いた。
経営体制を強化し、事業領域を拡大
Her lip toは、小嶋陽菜氏が女性アイドルグループAKB48を卒業したのち、2018年に立ち上げたブランドだ。発足した当初は、小嶋氏と所属事務所のスタッフ数名の手で運営していたが、約1年半後の2020年1月、小嶋氏は、現取締役COO(Chief Operation Officer)の戸高純氏と、ブランド運営会社である株式会社heart relationを共同創業した。
2022年2月には、フリークアウト・ホールディングス取締役を務めた安倉知弘氏や、サイバーエージェントで海外の新規事業立ち上げなどに従事してきた岡田寿代氏ら精鋭をボードメンバーとして迎え入れ、経営体制を強化。現在、heart relationはアルバイトも含めて100人を超える規模にまで成長を遂げている。戸高氏は、一連の組織づくりがブランド事業の成長の大きな原動力になっている、と説明する。
「組織・コーポレートやIT・事業推進など、それぞれ異なる経験や専門性を持った仲間にボードメンバーに加わってもらえたことが大きかった。急成長するなかでも、機動力は維持しながら安定した組織運営ができ、この2年間で新規事業の垂直立ち上げができるまでに組織強化が進んでいる」(戸高氏)
ブランドは当初のアパレル中心から、事業領域を拡大。経営体制強化後には、旗艦店の出店、ランジェリーブランドの立ち上げ、ビューティ領域の新商品の発売やスイーツ商品の販売と、次々と新たなプロジェクトを打ち出している。
Her lip to流のモノづくりとファンとのつながり方
その一方で、「小嶋氏が好きなもの・本当におすすめできるもの」を扱うポリシーは貫き通している。商品開発・企画は小嶋氏自身の着想やアイディアを実際に形にしていくスタイルだ。
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