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MTG Ventures、美容企業CVCとしてスタートアップ支援と地域のエコシステム構築
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MTG Ventures、美容企業CVCとしてスタートアップ支援と地域のエコシステム構築

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事業会社が自己資金でファンドを組成し新興企業に出資や支援を行うコーポレート・ベンチャーキャピタル(以下、CVC)。オープンイノベーションや事業シナジーの最大化が期待できるとして、美容業界でもCVCへの注目が集まる。2018年10月に株式会社MTGのCVCとして設立された株式会社MTG Venturesは、ビューティ・ウエルネス分野を中心にスタートアップへの投資・支援に加え、地域に根ざしたベンチャーエコシステムの構築にも携わる。同社 代表取締役 藤田豪氏と、代表パートナー 伊藤仁成氏に、同社の活動と目指すところを聞いた。

人気ブランドReFaなどを持つMTGとともに「VITAL LIFEの実現」がミッション

「VITAL LIFEを実現するスタートアップに投資する。それが我々の基本ポリシーだ。美容と健康というカテゴリーで、グローバルに出ていける実力があると判断した企業を投資先にしている」

2018年10月に、総額50億円のファンドで設立されたCVC、株式会社MTG Ventures 代表取締役 藤田豪氏はそう明言する。VITAL LIFE とは、親会社のMTGが「Go Vital.」をスローガンに、世界中の人々の健康で美しく生き生きとした人生=VITAL LIFEの実現をミッションに掲げていることに由来。MTGは美容機器の「ReFa」やEMSトレーニングギアの「SIXPAD」をはじめ、「ON&DO」「五島の椿」などのスキンケアブランドや、スリープテックブランドなどを傘下に持っている。

藤田氏は、事業会社が成長を継続していくためには、ユニークな技術やアイディアを持つスタートアップと連携し、新しい製品や市場の開拓につなげるオープンイノベーションが必須であるとの考え方が、MTG Ventures設立の理由だったと説明。同時に、CVCとしては「事業シナジーが生まれるだけではもちろんだめで、ファイナンシャルリターンは必須だ」として、投資先の早期のIPOなどのエグジットが目標だとする。

同社の投資先は主にシードとシリーズAのスタートアップが中心だが、すでに上場を果たしている投資先企業もある。QD Laserへは、2019年4月に出資し、同社は2021年2月に東京証券取引所マザーズ市場に上場した。弱視など視覚に何らかの障がいをもつ人(ロービジョン)に対してレーザ網膜投影により対象物が“見える”サポートをする技術や、自宅でできる医療機器レベルの眼底検査技術等を開発・提供している。

また、2019年6月に投資した卓球Tリーグ男子に所属するプロ卓球チームの琉球アスティーダを運営する琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社は、2021年3月、東京証券取引所の特定投資家向け市場TOKYO PRO Marketに、創業から約3年でのスピード上場を果たした。沖縄県のプロスポーツチームを経営する企業として初の上場であり、上場時株価により時価総額は10億円を超えたという

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