韓国新興コスメブランド「VARI:HOPE」「GRAFEN」「SKIN1004」、その機能性や海外展開で急成長
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韓国では業績が振るわない大手化粧品企業ブランドとは対照的に、中堅・新興ブランドが好調だ。今回は、順調な成長を続ける韓国の中堅・新興ブランドのなかでも、ユニークなアプローチの3ブランドをとりあげ、その詳細や展望についてレポートする。
韓国のインディーズブランド躍進は2024年以降も続く見通し
韓国のビューティ関連業界において、2023年は「インディーズブランドの年」と表現され、大手企業の停滞を尻目に中堅・新興ブランドの好調が目立つ1年となった。韓国でいうところのインディーズブランドとは、大手ではない独立系・新興ブランドをさす。グローバル市場でもこのインディーズブランドの需要は着実に高まっており、その動向は統計にも表れている。
韓国省庁の中小ベンチャー企業部が発表した「2023年中小企業輸出動向」によれば、2023年に韓国の中小企業が輸出した品目のうち、化粧品が金額ベースで1位を記録した。輸出額は54億ドル(約8,522億円)で2022年比20%増加。これまで韓国化粧品業界の“得意先”だった中国への輸出は減少したものの、米国、ベトナム、日本への輸出額が2022年比でそれぞれ47%、29%、13%増加している。
業績好調な韓国の中堅・インディーズブランドとしては、「朝鮮美女(Beauty of Joseon)」をはじめ、枚挙にいとまがない。
今回は好調な中堅・新興ブランドのなかでも、世界的なトレンドの先取りや海外市場進出に成功している3ブランドを紹介する。
ピュアビタミンCで韓国国内市場を攻略する「VARI:HOPE」
最初に取り上げるのは、ライトハウスコスメティクス(Lighthouse Cosmetics)が運営する機能性スキンケアブランド「VARI:HOPE(ベリーホップ)」だ。
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