FacebookがAR広告を開始。先陣を切るのはセフォラやマイケル・コース
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FacebookがAR広告を開始。先陣を切るのはセフォラやマイケル・コース

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FacebookがニュースフィードにAR広告を掲載すると発表した。出稿する参加企業としてセフォラやマイケル・コースの名前がすでにあがっている。ビューティ企業のマーケティング手法が大きく変わる転換期の訪れだ。

ワンタップでAR体験

Facebookは、全米を対象に2018年8月からAR広告の掲載をスタートする。最初のテスト広告主として発表されたマイケル・コースに続き、美容業界の一番乗りはセフォラとなることが明らかになった。このAR広告により、消費者はセルフィーで撮った自分の顔でバーチャルに、リップカラーの新色やサングラスのレンズカラーのお試しができるようになる。しかも、アプリを経由する必要もなく、フェィスブックのニュースフィードの画面上からタップするだけでアクセスOKという手軽さだ。

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AR広告のサンプルイメージ via Facebook

こうした動きの背景には、米国では月間800万人以上が何らかのARサービスを利用しており、この数は2021年までに1,200万人にのぼるという試算がある(Boston Consulting Group調べ)。Facebookのグローバル・マーケティングの担当者は「人々は自分のためにパーソナライズされた提案を求め、ビジュアル的にインスピレーションがあるショッピング体験をしたいと考えている」と語り、AR広告はブランドと消費者をインタラクティブにつなげ、商品の購入やアプリのダウンロードを大幅に促進するだろうと自信をみせる

一説には消費者の8割が商品情報を知る手段として、紙の説明文を読むより動画を好むといわれる。新聞や雑誌といったマス広告から消費者が離れている裏には、そもそも旧来のマスメディアを見なくなったこと以外にも、美容やファッション関連分野に著しい、肌や髪、体型をコンピュータソフトで非現実的なまでに修正加工した広告写真を信じなくなったことも見逃せない。ユニリーバが行なったアンケートでは、女性10人のうち7人が、広告写真は何らかの加工処理がされていてリアルとは思わないと答えた。その商品を使っても自分の肌がモデルのように毛穴ひとつなく、光り輝くとは大部分の人が考えていないのである。

かくして、広告の主戦場はソーシャルメディアに移りつつあり、Facebookがより「リアルな体験」に近いAR広告にのりだす判断は当然の流れだ。

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AR Studioのサンプルイメージ via Facebook

Facebookは2018年5月に、ARコンテンツを作るツールAR Studioの新バージョンを発表し、InstagramやMessengerとも連動させているが、今回のAR広告新登場のニュースにあわせて、広告主向けにモバイル用のオリジナル動画広告が簡単に作れるVideo Creation Kitのローンチも告知した。画像のアップロードやフィルター加工、ロゴの挿入ができるテンプレートという。

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