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韓国の人気タトゥープリンター「Prinker」を追うLG生活健康「Imprintu」、生成AI活用の図柄も【CES2024】

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2020年に登場し、ロレアルのベンチャーキャピタルファンドBOLDからも出資を受け、美容企業とのコラボも多い韓国発のマイクロタトゥープリンター「Prinker」。そのあとを追うように開発されたのがLG生活健康による「Imprintu」だ。2024年1月開催のCES2024会場にどちらも出展し、体験する人の列が絶えなかった。両社のマイクロタトゥープリンターの違いや展開するビジネスについてレポートする。


Prinkerは飲料や美容ブランドとのコラボレーションも

Prinker」は2020年に発売されて以来、化粧品素材をインクとし肌に好きな図柄のマイクロタトゥーをプリントでき、ボディシャンプーなどでオフできる「1日で消えるマイクロタトゥー」という手軽さから人気となった。


Amazonなどから購入して個人で楽しむほか、後述するが企業がイベントで使用するなどのコラボレーションも盛んだ。開発元のPrinker Korea Inc.はサムスン電子出身のインクジェット印刷技術エンジニアのジミー・リー(Jimmy Lee)氏、マーケターのルーク・ユン(Luke Yun)氏、ハードウェア・ソフトウェア開発エンジニアのクリス・リー(Chris Lee)氏の3人が2015年に創業した(創業当時の企業名はSketchOn)。サムスン電子の社内ベンチャープログラムC-LABで組成されたスタートアップ企業だ。CESイノベーションアワードやレッドドット・デザイン賞など受賞も多い。

CES2024会場でのPrinkerのブース

創業者たちの経歴を生かして開発されたPrinkerは、ユーザーが体の好きな場所に好みのデザインのタトゥーをプリントすることのできる”モバイルスキンプリンター”と韓国では呼ばれている。2020年1月に初代デバイス「Prinker S」が、2年後によりコンパクトなデバイス「Prinker M」が発売されている。いずれも専用のスマートフォンアプリから、用意されている8,000以上のなかからデザインを選んだり、独自のデザインを作成して、そのデータをBluetoothでPrinker本体に送信。プライマー液をスプレーした肌に、Prinker本体を滑らせると印刷されるというしくみだ。タトゥーの印刷には米国の食品医薬品局(FDA)などが承認する化粧品素材インクを使用し、印刷したタトゥーは耐水性だが、石鹸を使えば簡単に洗い落とすことができる。

Prinker Sは本体、プライマー、インクカートリッジなどがセットになって定価369ドル(日本での定価 5万5,538円)、Prinker Mは同様のセットが定価269ドル(同4万487円)で個人向けに販売されるほか、さまざまなブランドのイベントやキャンペーンにも活用されている。

2022年にはFIFAワールドカップカタール大会に先駆けて実施された、コカ・コーラによる「FIFAワールドカップ・トロフィー・ツアー」に参加。FIFAワールドカップで優勝者に授与されるトロフィーとともに、ワールドカップの出場権を獲得した32カ国を巡回し、トロフィーを一目見ようとイベント会場に集まった人々に、コカ・コーラの缶をモチーフにした限定デザインをプリントした。

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