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香りのテクノロジー企業、コードミーがR&D強化で見すえる香り×ヘルスケアの可能性

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パーソナライズアロマ事業「CODE Meee ONE」やオフィス向けソリューションフレグランス事業を展開する株式会社コードミーは、香りがヘルスケアに及ぼす効果をデータとして検証・蓄積し、その“機能性”をビジネスや社会に実装することを目指す。株式会社コードミー 代表取締役CEO 太田賢司氏に、最新の事業進捗やR&D研究実績、将来的なビジネス展望について話を聞いた。


脳科学にもとづいた香りのソリューションを提供するコードミー

日本を含む世界各国では、「デジタルセントテクノロジー(Digital Scent Technology)」として香りとデジタル技術を融合した新たなビジネスが続々と登場している。BeautyTech.jpでも香りに関するテクノロジーを4つのトレンドに整理し、その具体的な取組みを紹介している。

香りと関連テクノロジーが生み出す新領域としてヘルスケアや医療との連携も、より注目を集めている。2017年に日本で創業され、香りがヘルスケアや顧客体験をどう向上させるのかの追求を続けているのが株式会社コードミーだ。

コードミーはIBMとAI技術で協業したBtoCパーソナライズアロマ事業「CODE Meee ONE(コードミー ワン)」を創業時から展開し、パーソナライズフレグランスの先駆けでもある。この事業を通して得た知見で、今後は、中長期的な視点でBtoB事業として香り×ヘルスケアの可能性を追求していくという。

現在はそのステップのひとつとして人々の「コンディションを最大化」することを目的に、オフィス向けBソリューションフレグランス事業を展開している。

コードミーのパーソナライズフレグランス「CODE Meee ONE」

オフィス以外にもサウナや地域ブランディングなどでも香りの活用がすすむ

ソリューションフレグランス事業では、脳波センサーを使って計測した感性値をベースに、リラックスや集中力向上のほか、たとえばアート作品の展示空間で、訪れた人がより楽しめるように覚醒の促進が期待される香りなどを、クライアントの要望に沿ってカスタマイズして提供している。具体的なソリューションフレグランス事例について、株式会社コードミー 代表取締役CEO 太田賢司氏は次のように話す。

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