J-Beautyの躍進は「テクノロジー」「新しい視点」「トライアル」で攻める
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J-Beautyの躍進は「テクノロジー」「新しい視点」「トライアル」で攻める

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テクノロジー時代、どう顧客体験を最大化するのか。そのときマーケティングに対する意識はどうあるべきか。そして、グローバル市場をどう開拓していくのか。日本の美容業界が抱える課題に向き合うとき、新しい技術やプラットフォームにふれ、少し視点を変えてみると、さまざまなトライアルが可能なことに気づく。「ダイエット&ビューティフェア2018」で初の開催となった「第1回ビューティテック シンポジウム」では、そのためのヒントがいくつも得られた。

店頭で、イベントで、顧客の顔が輝くテクノロジー

店舗やイベントでの「経験」を大きく変えるテクノロジーとして期待されているARやVR。AR技術でバーチャルメイクが楽しめるアプリ「YouCam メイク」を開発するパーフェクト株式会社では、今年に入って店頭でのソリューションの引き合いが大幅に増えているという。

代表取締役社長の磯崎順信氏は、「化粧品を購入する際に、これまでは店頭で試す色は平均2〜3色だったのが、YouCam メイクがインストールされたタッチパネル型のデジタルサイネージを導入することで、一度に平均12色は試されていることがわかった。普段は選ばない色も気兼ねなく冒険でき、効率よく短時間で試せるようになったことで顧客の選択肢が広がった結果、売り上げにもつながっている」と語る。実際、導入した店舗では、他店舗に比べて売り上げが400%増となったという実績もある。

店頭のデジタルサイネージやスマホアプリを使うと、
選択した口紅を塗ったイメージを確認できる
出典:Perfect

何よりも、顧客がデバイスの前で嬉しそうにあれこれ試し、友人たちと盛り上がって楽しんでいる様子を見て他の顧客も吸い寄せられ、売り場にいきいきとした空気が流れるという。

出典:Perfect

リアルの場でいえば、VRも強力な没入感体験が可能だ。物産展などで、産地体験をVRで「まるでそこにいるかのように」見ることができ、その体験をスマホでも追体験してそのまま購入が可能なソリューションを提供している株式会社ジョリーグッド。「VRの没入感は半端なく、たとえば、じゃがいもの産地や生産者の顔、一緒に回ってくれるレポーターなど臨場感でしっかりストーリーを知ってもらうことができる」と代表取締役CEOの上路健介氏はいう。

焼酎工場こだわりの製法などがVRで体感できる
出典:ジョリーグッド 

ストーリーを知れば欲しくなる気持ちは高くなる。このVR体験をしたユーザーのコンバージョン率は、10%程度にあがるものもあるという。また、ユーザーの視線や声、表情などをAIで解析し、よりよい体験と購入への誘導が図れるのも特徴だ。VRによるバーチャルストアで、視線ひとつでアイテムをカートに入れるなども可能。化粧品の事例はまだないというが、新製品発表会を追体験できたり、憧れのインフルエンサーのメイクを間近で見られたりなど、使い方はいろいろ広がりそうだ。

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