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丸井とグッドパッチの合弁会社Mutureは「DXの壁を乗り超えない」選択による共創

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2022年4月、株式会社丸井グループ(以下、丸井)とUI/UXデザイン領域のスタートアップ、株式会社グッドパッチは、ジョイント・ベンチャー(JV)として株式会社Muture(ミューチュア)を設立した。両社における次世代の幹部候補の20代後半~30代の若手が揃い、それぞれが裁量を持ち、大企業とスタートアップ双方のいいところを活かし伸ばす共創を実践する。将来的には、丸井以外の新規事業も視野に入れている。

Mutureはいわばプロトタイプ部隊として丸井のDXを加速

小売からスタートし、金融と一体のビジネスモデルを確立してきた丸井。近年、同社は小売とクレジットカード「エポスカード」を基盤としたフィンテック領域に加えて、未来投資(スタートアップ企業との協業により“社外”からのイノベーション創出を目指す共創投資と、“社内”からのイノベーション創出を目指す新規事業投資から構成される)を追加した三位一体のビジネスモデルを推進し、知識創造型企業に向けた変革を進めている。

「人の成長=企業の成長」という企業理念を持つ丸井は、人的資本を変革に向けた源泉とみなし、デジタルの力を活用して新たなビジネスをプロデュースできる創造型人材の育成を重点課題としている。

Mutureには20代後半から30代の幹部候補が抜擢された

これまでも、丸井はスタートアップとの共創による人材育成には力を入れてきた。たとえば、投資先でもある中高生向けのIT教育事業を展開する「Life is Tech!」とは、役員や新入社員に対するデジタル研修を実施しているほか、今後は、研修対象の拡充やアプリ開発(UI/UX)研修、社内のアプリコンテストを開催し、デジタル人材の発掘および育成に取り組む計画がある。今回のMuture設立についても、こうした丸井の人的資本経営のひとつに位置付けられる。

Mutureが担うのは、丸井全体のDX推進だ。プロジェクト伴走はもちろん、Mutureメンバーの言葉を借りるなら「DXのプロトタイプ部隊」として、UI/UXデザインのスキルやノウハウとともに、アジャイルな事業開発の手法を丸井の組織内に実装する役割を期待されている。

現在、Mutureが支援しているのは、エポスカード会員向けの「ライフスタイルアプリ」や、マルイのリアル店舗出店サービス「OMEMIE(オメミエ)」など、丸井のデジタル領域のプロジェクトだ。そのなかで、プロダクトやサービスのユーザー体験向上と並行して、スプリント(期間を区切りIT開発のPDCAサイクル)を回すためのツール導入や、マネジメントのトライアルを進めている。

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