ビームス、ライゾマティクスと初のJV、「BE AT TOKYO」として次世代カルチャー創出
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アパレル領域にとどまらず、時代を先取りしたコラボなどでトレンドを生み出してきた株式会社ビームスが初めての合弁会社、株式会社ビーアットを2020年に設立した。組んだのはクリエイティブ集団ライゾマティクスから派生した株式会社フロウプラトウだ。実験的プロジェクト「BE AT TOKYO(ビーアットトウキョウ)」ではフェムテック、フェムケア領域へも進出。これらの取組みについてビーアットの立上げメンバーに話を聞いた。
クリエイター同士やクリエイターと企業をつなぐ「BE AT TOKYO」
「BE AT TOKYO」プロジェクトは、“Cultural Apartments”というコンセプトが掲げられ、メディアとして、あるいはスタジオや実験を繰り返すラボとしての場、これらを通して生まれたプロダクトのショップ名でもある。
立上げに関わった株式会社ビームス 経営企画室 グローバルアライアンス部 朴里奈氏は「ひとことでいえば、『BE AT TOKYO』はクリエイターが集まる場所で、それをプロデュースする会社がビーアットだ。スマホひとつで誰でも表現者になれる時代に、クリエイター同士やクリエイターと企業をつなぐことをミッションとしている」と補足する。
ビームスは長らく実店舗を主とする小売業を展開してきたが、パンデミックという転換期に経営陣が次の一手を模索していたとき、株式会社ライゾマティクスと双方のもつ強みと表現していきたい方向性が合致し、ビームス初となる合弁会社設立に至った。
株式会社ライゾマティクス 取締役兼プロデューサーで、現在は株式会社フロウプラトウ 代表取締役を務める千葉秀憲氏は「ビームスが長年取り組んできた、未来に残すべきモノやコトを発掘し、次の時代に継承していく、いわゆるカルチャーを作り出す姿勢に強く共感し、自社の表現領域と相乗効果があると考えた」と話すように、これまでもビームスは車やホテルのプロデュースなど、アパレルの枠を超えて時代のニーズに合わせた文化やビジネスを創り上げてきた。
今回あえてビーアットを別会社にしたのは、「よりスピード感を持ってチャレンジングなことを推進していくためだ」と、元ビームス社員で現在はフリーランスとして関わる 株式会社ビーアット プロジェクトマネージャー 佐竹彩氏は語る。
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