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【関連記事まとめ】コティがプロフェッショナル事業売却検討、花王が買い手候補ほか

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<2019. 10.21-10.28 BeautyTech関連記事まとめ>
今週は、 コティがウエラやOPIを擁するプロフェッショナル事業の売却を検討し、花王やヘンケルが買い手として浮上している。また、資生堂はユニセフと世界の女子を支援するグローバル・パートナーシップを締結した。またシンガポール科学技術研究庁が米P&Gなどの10社と提携し、ハイパーパーソナル商品の供給システム構築への研究開発を開始した。

■聖マリアンナ医科大学発ベンチャー、ナノエッグが2.2億円の資金を調達

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出典: Venture Times

聖マリアンナ医科大学発のベンチャー、ナノエッグは、香港を拠点とする投資会社Horizons Venturesを引受先とする第三者割当増資で、2億2,000万円の資金を調達した。ナノエッグは、注射針を使用せず、薬剤を効率よく作用させる「DDS(ドラッグデリバリーシステム)」技術を活用したスキンケアアイテムの開発と販売を行っており、将来的には、途上国の感染症予防のため「肌に塗る、または貼るだけのワクチン」の開発を目指している。今回調達した資金は、DDS技術を活かしたスキンケア「豊麗」シリーズのマーケティング活動や人員体制の強化などにあてられる。(10月16日・期間外)

Venture Times :
株式会社ナノエッグ 第三者割当増資により、2億2千万円の資金調達に成功

■資生堂とユニセフがグローバル・パートナーシップ締結、女子の教育とエンパワーメントを支援

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出典: 週刊粧業

資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」は、国際ガールズデーである10月11日に、国際連合児童基金(ユニセフ)とのグローバル・パートナーシップの締結を発表した。3年間にわたるパートナーシップを通じて クレ・ド・ポー ボーテは、ジェンダー平等を目指すユニセフの活動に世界最大規模となる約9億4,200万円の寄付を行う。これにより、貧困やジェンダー差別により学校に通えない女子の権利を守り、教育や雇用の機会を提供するもの。これに先駆け、クレ・ド・ポー ボーテは2019年3月、グローバルチャリティプログラム「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」で、世界の女子の教育やエンパワーメントに取り組むことを発表している。(10月21日)

週刊粧業:
資生堂、ユニセフとのグローバル・パートナーシップを締結

■シンガポールのビューティテック・スタートアップ「Yours」、350万ドルの資金を調達

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出典: Beauty Matter

シンガポールを拠点とする、ビューティテックのスタートアップYoursは、Sequoia Capitalによるアクセラレータープログラムを通じ、350万ドルの資金を調達した。同社は2018年創業で、コンピュータービジョンと機械学習を利用して、各自のライフスタイルや環境にあわせてパーソナライズしたスキンケア製品を、2ヶ月ごとにサブスクリプション形式で提案する。製品はすべて、クリーンかつクルエルティフリーで環境にやさしいコンセプトで、スイスで生産される。今回調達した資金は、コンピュータービジョンと機械学習の規模拡大と向上に使用される。(10月21日)

Beauty Matter:
Beauty Tech Start-up Yours Raises $3.5 Million Seed Round

■米コグネックス、韓国のAI画像ソフトウェアのスタートアップを買収

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出典: Global Cosmetics News

マシンビジョンシステムを開発する米コグネックスは、2013年創業の韓国を拠点とするAI画像ソフトウェアのスタートアップ、Sualabを1億9,500万ドルで買収した。今回の買収で、コグネックスはアジア市場に焦点をあて、ディープラーニングをもとにしたマシンビジョン事業を推進するため、Sualabのエンジニアチームと同社が所有する知的財産を活用するとしている。(10月22日)

Global Cosmetics News :
Cognex Acquires South Korean AI Startup Sulab In $195 Million Deal

■肌診断で美容サプリをカスタマイズする「FUJIMI」、1.5億円を調達

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出典: Tech Crunch

肌診断をベースとしたカスタマイズサプリ「FUJIMI」を展開するトリコは、ポーラ・オルビスホールディングスらを引受先とした第三者割当増資により1億5,000万円の資金を調達した。FUJIMIは2019年4月からサービスを開始し、約20問の質問に答える肌診断をもとに、個々にあわせた美容サプリメントをカスタマイズし、サブスクリプション形式で提供する。調達した資金で、ポップアップストアや実店舗などの開設を含めた、FUJIMIの販売促進と認知拡大を目指すとともに、新商品の開発やメディア事業にも注力する。(10月23日)

Tech Crunch:
肌診断を軸にカスタマイズした美容サプリをサブスク型で提供、「FUJIMI」運営が1.5億円を調達 

■ミレニアル世代の男性向け、メンズオーガニックコスメ「IYVO」誕生

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出典: PR Times

Anylogは、ミレニアル世代の男性に向けたD2Cメンズオーガニックコスメブランド「IYVO」をローンチする。 IYVOは安心・安全を追求したオーガニックコスメで、毎日使用することを第一に考え、原材料を厳選したシンプルなフォーミュラで設計する。シリーズ第一弾として、現在展開中のクラウドファンディングで資金調達を行いながら、肌を清潔に保つことを基本的な機能とした化粧水「IYVO LOTION」2タイプを、クラウドファンディングのリターンとして先行販売している。(10月23日)

PR Times:
安心・安全を追求したメンズオーガニックコスメ「IYVO」がD2Cブランドとして誕生。クラウドファンディング「CAMP FIRE」にて先行販売開始。

■シンガポール科技庁が米P&Gなど10社と提携、ハイパーパーソナライズ商品の供給システム構築へ

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出典: NNA Asia

シンガポールの科学技術研究庁(A*STAR)は、消費者の好みにあわせてオーダーメイドするパーソナライズ商品の研究開発において、米P&Gなど10社と提携した。A*STARと10社は約30億円を投じ、同庁の高度再製造・技術センターで、1個単位の注文にも対応可能なハイパーパーソナライズ商品の供給システム構築を目標に研究を進める。P&Gはスキンケアクリームなどでハイパーパーソナライズ商品を投入する計画で、2020年半ばまでに試験生産を開始し、2年後の本格生産を目指す。(10月24日)

NNA Asia:
科技庁と10社、パーソナライズ商品で提携

■コティがプロフェッショナル事業の売却を検討、花王が買い手に浮上

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出典: WWD Japan

コティが、ヘアケアブランド「ウエラ」やヘアカラーブランド「クレオール」、ネイルブランドの「OPI」などを擁する、プロフェッショナル事業の売却を検討中であることが報じられた。同社は近年赤字が続いており、ヘア事業の買い手として花王やヘンケルが浮上している。売却が実現すると、コティは80~90億ドルの資金を得るとみられ、負債の返済や株主への資金返却にあてる予定。同時に、フレグランス、メイクアップ、スキンケアに集中することでビジネス再建を目指すと考えられる。(10月24日)

WWD Japan:
コティが「ウエラ」や「OPI」などを擁するプロフェッショナル事業部を売却か 花王が買い手に浮上


Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato), 編集部
Top image: Natalia Y via Unsplash

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