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【関連記事まとめ】コーセーが「STAFF START」を導入、美容部員によるデジタル接客が可能にほか

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<2020. 3.24-3.30 BeautyTech関連記事まとめ>
今週は、コーセーが販売スタッフによるデジタル上での接客を可能にするアプリ「STAFF START」を導入し、美容部員によるメイク&スキンケアの紹介画像の投稿を開始したほか、KDDIとFacebookが共同で、ARメイクレッスンなどを提供する次世代型オンラインストアを開設した。また日本メナード化粧品が、ゲノム編集技術を応用して、バリア機能の異なる皮膚モデルの開発に成功した。

■ライブコマースサービスau Wowma!、コスメ分野が堅調

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出典: 週刊粧業

ECモール「au Wowma!」を運営するauコマース&ライフが提供するライブコマースサービス「ライブTV」が半年以上経ち堅調だ。ライブTVで紹介する商品には化粧品やファッション、食品、家電などがあり、商品やターゲットにあわせてスタジオ以外の会場からもライブ配信が可能。女性ファッション誌「CanCam」とコラボレーションしたライブTVを放映するなど、女性を中心に利用者が増えており、とくにコスメブランドの番組で視聴者の反応に手応えをつかんでいるとしている。(3月24日)

週刊粧業:
auコマース&ライフ、au Wowma!でライブ番組の新サービス

■KDDI×Facebook、ARメイクレッスンなどの次世代型オンラインストア開設

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出典: Fashionsnap.com

KDDIとFacebookジャパンは、 KDDIのテクノロジーやInstagramのAR技術「Spark AR」などを活用し、新しいショッピング体験を提供するオンラインコンセプトストア「フューチャーポップアップストア」を1年間の期間限定で開設した。ストア第一弾では、チークやリップのバーチャルタッチアップ機能を備え、ARメイクレッスンもできるビューティーカテゴリーと、AI店員への相談やARで家具の配置など確認できるライフスタイルカテゴリーの2種類で展開。花王の洗剤の香りを表現したInstagramのARフィルターなども実装する。(3月24日)

Fashionsnap.com:
KDDIとフェイスブックが協業、ARカメラでメイクレッスンなどが試せる次世代型オンラインストア開設

■マイナビウーマンがLINE相談サービスと連携、「お悩み相談室」をオープン

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出典: PR Times

マイナビが運営する働く女性向け情報サイト「マイナビウーマン」は、LINEが提供する相談サービスと連携し、ユーザー参加型コンテンツ「お悩み相談室」を開設した。ユーザーは匿名で悩みを投稿することで、全国の占い師によるオンライン占いサービス「LINEトーク占い」、カウンセラーが恋愛などの相談にのる「LINEトークケア」、弁護士による法律関連のアドバイス「LINE弁護士相談」が利用できる。(3月24日)

PR Times:
『マイナビウーマン』、『LINE』の相談サービスと連携し、ユーザー参加型コンテンツ「お悩み相談室」を開設

■ユニクロ、着こなしアプリ専用売り場を設置した新店舗を4月オープン

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出典: Techable

ユニクロは4月25日、リアルとバーチャルの融合を体現した新店舗を、原宿駅前の複合施設「WITH HARAJUKU」内にオープンする。ユニクロとジーユーは2019年10月、画像認識技術を活用して、ユーザーが投稿したスナップ写真から類似の商品を検索できるアプリ「StyleHint」をローンチした。同店ではこの着こなしアプリ専用の売場を設置し、リアルとバーチャルがつながる新しいアプローチを行う。(3月24日)

Techable:
ユニクロがリアルとバーチャルの融合を実現した店舗をオープン

■日本メナード化粧品、バリア機能が異なる皮膚モデルの開発に成功

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出典: PR Times

日本メナード化粧品は、ゲノム編集技術を応用し、様々なレベルのバリア機能を持つ三次元培養表皮モデルの開発に成功した。化粧品の研究開発には三次元培養皮膚モデルが広く使われているが、乾燥や外部刺激から肌を守るバリア機能が異なる肌状態を、安定的に再現することは困難だった。だが、肌のバリア機能に関連する遺伝子のゲノム編集を行うことで、様々な段階のバリア機能を再現することに成功。これにより、肌状態や個人の肌質の違いに対応した研究開発や化粧品の評価を実施できると期待される。(3月25日)

PR Times:
日本メナード化粧品、刺激に敏感な肌を再現した新たな皮膚モデルを開発!

■米FDA、新型コロナウイルス感染症対策でハンドサニタイザー製造の規制を緩和

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出典: Global Cosmetics News

感染が拡大する新型コロナウイルスにより、ハンドサニタイザーの需要が高まり不足している状況に対応するため、米国食品医薬品局(FDA)はハンドサニタイザー製造に関する規制を緩和する一時的なガイドラインを発表した。WHOの推奨にのっとった米国薬局方グレードの成分を使用することを基本条件とするこのガイドラインは、アルコールを使用したハンドサニタイザーを製造するOTC(市販)医薬品メーカーに適用される。(3月25日)

Global Cosmetics News:
FDA Issues Temporary Policy For The Preparation Of Alcohol Based Hand Sanitizer

■コーセーが「STAFF START」を導入、美容部員によるデジタル接客が可能に

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出典: PR Times

コーセーは、実店舗の販売スタッフによるデジタル上での接客を可能にするアプリ「STAFF START」を化粧品業界で初めて導入した。コーセーの総合美容情報サイト「Maison KOSÉ」にて同アプリを活用し、現役美容部員のメイク画像、スキンケアアイテムの紹介画像を投稿。サイトを訪れた顧客は自分の肌の特徴や顔立ちにあった美容部員の投稿を参考に商品選びができる。これによりオンライン上でも最適な商品提案ができることが期待される。(3月26日)

PR Times:
【化粧品業界初!】コーセーがSTAFF START導入。現役美容部員が自社通販サイト上でメイクアップ、スキンケアを紹介

■Instagram、ビデオチャットに複数人で投稿を閲覧できる新機能を追加

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出典: Fashionsnap.com

Instagramは、複数人が同時に投稿を閲覧できる機能をビデオチャットに導入した。新型コロナウイルスの感染拡大で外出を自粛する人が増加していることから追加された機能で、自分が保存や「いいね!」した投稿をビデオチャットの相手に共有できる。医療従事者への感謝を示すスタンプや、家で過ごすことを推奨する「おうち時間」スタンプも加わった。またユーザーに正確な情報を提供するため、新型コロナウイルスに関する検索をすると、WHOや現地保健機関など信頼できる投稿以外のアカウントは発見タブでも表示されないようにした。(3月26日)

Fashionsnap.com:
「インスタグラム」がビデオチャットに複数人で投稿を閲覧できる新機能追加、コロナによる外出自粛を受けて

Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato), 編集部
Top image: Sebastian Pichler via Unsplash

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