【関連記事まとめ】資生堂が三越伊勢丹の「meeco」上でライブコマース開始ほか
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<2020. 7.14-7.27 BeautyTech関連記事まとめ>
資生堂がビューティコンサルタントによるライブコマースを、三越伊勢丹の化粧品オンラインストアmeeco上で開始した。また、コーセーがデジタルを活用したビューティアトラクションをMaison KOSÉに導入。このほか、FAVOR運営のパペルックがコスメ受託製造業をスタートした。
■SPARTYとテモナがパーソナライズD2C支援サービスを提供開始
出典: WWD JAPAN
パーソナライズシャンプー「MEDULLA」を販売するSPARTYは、1,700社の導入実績を持つサブスクリプション支援サービスを行うテモナと共同で、パーソナライズドD2Cソリューションの提供を開始した。システム提供をテモナが、コンセプト、デザイン、UX設計をSPARTYが担当し、ブランドの設計から販売、サポートまで行う。これに伴い、SPARTYでは、パーソナライズドD2Cソリューションを専門とする「スパーティークリエイティブスタジオ」も発足させた。(7月14日)
WWD JAPAN:
スパーティーがテモナと共同でパーソナライズD2Cをサポートする新サービスを開始
■ルルレモン、鏡型デバイスのスタートアップを買収
出典: WWD JAPAN
フィットネスウェアブランドのルルレモン・アスレティカは、ホームフィットネスのスタートアップ企業Mirrorを約530億円で買収した。Mirrorは等身大の鏡型デバイスと、ライブやオンデマンドでのフィットネス講座を展開している。ルルレモンは同社との協業で、デバイスに映し出されるトレーナーとともに、自宅でさまざまなエクササイズをするパーソナルフィットネスの推進を図る。(7月15日)
WWD JAPAN:
ルルレモン、スタートアップ企業を530億円で買収 等身大の鏡型デバイスで自宅トレーニング
■Google、動画ショッピングアプリ「Shoploop」をローンチ
出典: Tech Crunch
Googleは、モバイル用動画ショッピングアプリ「Shoploop」をローンチした。Shoploopでは、商品を発見する目的で最大90秒の動画をいろいろ見て回ることができ、クリエイターをフォローしたり、動画のシェアもできる。また、気に入った商品は動画内のリンクから購入も可能。現在はメイクやスキンケア、ヘアケアなど美容関連の商品を中心に展開している。
(7月17日)
CNET Japan:
グーグル、買い物と娯楽を融合する実験的アプリ「Shoploop」をリリース
■Instagram、アプリ内で決済も完了する新ショップ機能を米国で開始
出典: WWD JAPAN
Instagramは、アプリ内で買い物が完結する新機能「インスタグラム ショップ」の提供を米国で開始した。Instagramではこれまでにも、アプリを経由して商品を購入することが可能だったが、新機能では決済などの一連の手続きがアプリ内でできる。米国でサービスを開始後、グローバルでも展開する予定。(7月19日)
WWD JAPAN:
米インスタグラムが新ショップ機能を開始 アプリ内で決済が完了
■資生堂がビューティコンサルタントによるライブコマースを開始
出典: WWD JAPAN
資生堂が展開するブランドSHISEIDOは、ビューティコンサルタント(BC)によるライブコマースを開始した。第一弾は三越伊勢丹ホールディングスの化粧品オンラインストア「meeco」上で実施。BCが化粧品や美容法をライブ映像で紹介し、視聴する消費者はチャットでリアルタイムに質問するなど、BCとコミュニケーションをとりながら商品が購入できる。SHISEIDOは中国市場ではすでにライブコマースを行なっており、ECの売上も好調で、日本国内でもライブストリーミングを本格化していく予定。
(7月20日)
WWD JAPAN:
資生堂が国内でライブコマースをスタート 第1弾は三越伊勢丹の「ミーコ」と協働
■FAVOR運営のパペルック、コスメ受託製造業を開始
出典: 週刊粧業
コスメメディア「FAVOR」を展開するパペルックは、化粧品の開発から販売までを一気通貫で手掛ける受託製造事業を開始した。同社ではすでに自社開発のパーソナルカラーブランドを展開しており、コンテンツ作成で培った社内のノウハウに加えて、韓国のOEM工場を活用し、最短で3ヶ月の製造体制を整える。さらに今後は、メディア展開で得た知見を活かし、ライブコマース事業の展開も予定している。(7月20日)
週刊粧業:
パペルック、化粧品メディアの運営生かし受託製造業を展開
■集客・予約システムCoubic、「Googleで予約」の本運用を開始
出典: The Bridge
集客・予約システムの「Coubic」を運営するクービックは、Google 検索、Google マップ、Google アシスタントの各機能を利用し、予約までをGoogle上で完結できる「Google で予約」の本運用を開始した。Coubic加盟店舗のうち、 「Google で予約」に表示可能となるカテゴリーはフィットネスや美容・リラクサロンなど。これまで必要だった「Googleマイビジネス」のアカウントは不要になった。(7月21日)
The Bridge:
集客・予約システムの「Coubic(クービック)」、検索結果やマップ表示から予約できる「Googleで予約」の本運用を開始
■コーセー、Maison KOSÉ でデジタル活用の新ビューティアトラクションを導入
出典: 週刊粧業
コーセーはコンセプトストア「Maison KOSÉ」で、デジタルを活用した新しいビューティアトラクションを導入する。「FACE MASK FACTORY」では、シリコンバレー発のBellus3D社と協業し、3Dスキャンによる個々の顔型にあわせたシートマスクを提供。またコニカミノルタの協力のもと、画像解析による毛髪診断システムの実証実験も実施する。このほか、スタイリストによるカウンセリングなど、パーソナルな顧客体験の追求を進める。(7月21日)
週刊粧業:
コーセー、デジタルを駆使した新たなパーソナライズ美容提案へ
■ファンケル、オーダーメイドサプリの販売を直営店でも開始
出典: 週刊粧業
ファンケルは、健康意識の高い40代から60代をメインターゲットに、オーダーメイドのサプリメントを届ける「パーソナルワン」の取り扱いを、通販に加えて直営店舗でも開始する。パーソナルワンは、食習慣や生活習慣のアンケートと尿検査から顧客の健康状態を分析し、最適なサプリをパーソナライズして提供するもので、基本栄養素の「ベースサプリ」と「健康悩み対策サプリ」をワンパックで届け、組み合わせは10億通り以上になる。直営店ではスタッフによるカウンセリングも実施し、予約は店頭、電話、ウェブで受け付ける。(7月21日)
週刊粧業:
ファンケル、オーダーメイドサプリ パーソナルワンを直営店で販売開始
■シャネル、男性向けコスメライン「ボーイ ドゥ シャネル」を拡大、新商品を発表
シャネルは男性向けコスメライン「ボーイ ドゥ シャネル」に4つの新商品を加えた。新アイテムは、コンシーラーと3 in 1アイペンシル、ネイルポリッシュの3つのメイク製品と、スキンケアのモイスチャージェル。肌やルックスの悩みをカバーする男性コスメ需要の高まりを背景に、「ボーイ ドゥ シャネル」ラインの拡大を図る。(7月23日)
Global Cosmetics News:
Chanel Cements Foothold In MaleA Beauty Market With Expansion Of Boy De Chanel Make-up Line
Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato), 編集部
Top image: Brooke Lark via Unsplash