【関連記事まとめ】アイスタイル、美容関連企業70社超のトップからのエールを公開ほか
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＜2020. 5.11-5.18 BeautyTech関連記事まとめ＞
今週は、アイスタイルが、美容関連企業70社超のトップからの直筆応援メッセージを集めた「トップメッセージ」を公開した。また「MEDULLA」を運営するSpartyは、パーソナライズスキンケアの新ブランド発売を発表。米P&Gはインターンシップの受け入れをオンラインで実施すると明らかにした。
■ディオール、UAEでオンラインショップをオープン
ディオールは、アラブ首長国連邦向けのオンラインストアをオープンした。フレグランス、スキンケア、メイクアップ製品をラインナップし、配送料無料サービスのほか、好きな商品と新商品の2つの無料サンプルを注文するごとにプレゼントする。同店には、ソーシャルディスタンスへの配慮が求められる今年のラマダン（イスラム教徒による宗教的な断食）期間中のショッピングを促進する意図もある。（5月11日）
Global Cosmetics News:
Dior Launches Online Beauty Store For UAE Market
■乳がん検査装置を開発するLily MedTech、アルフレッサから資金調達
出典: PR Times
東京大学発のベンチャー企業で、女性にやさしい乳がん診断をめざすLily MedTechは、シリーズCでアルフレッサから資金調達を実施した。同社は東京大学医学系研究科・工学系研究科での研究技術をもとに、リング型の超音波振動子を用いた乳房用画像診断装置「リングエコー」の開発を進めている。アルフレッサは医薬品や医療用機器などの製造販売を行っており、今回の出資により、両社協力のもと、リングエコーの将来的な販売拡大に向けた体制整備を行う。（5月12日）
PR Times:
女性に優しい乳がん検査装置を開発する東大発ベンチャーのLily MedTechが、シリーズCでアルフレッサ株式会社から資金調達を実施
■リザービア、グーグル検索結果＆グーグルマップから美容・リラクサロン予約を可能に
出典: PR Times
美容サロンやリラクゼーションサロンの予約システムを提供するリザービアは、グーグルが提供する「Google で予約」を活用したサロン向け予約サービスを開始した。「Googleで予約」は、グーグルの検索結果やグーグルマップで表示される施設情報からそのまま予約できるサービス。リザービアが有する、サロンの座席在庫情報をグーグルに提供することで、24時間365日リアルタイムの空席情報をもとに即時予約が可能。（5月12日）
PR Times:
リザービア、「Google で予約」でGoogle 検索やGoogle マップから美容・リラクサロンの予約が可能になるサービスを提供開始
■韓国整形プラットフォーム「カンナムオンニ」、約16億円を調達
出典: WWD JAPAN
韓国でダウンロード数ナンバーワンの整形クチコミアプリ「カンナムオンニ」が、約16億円の資金を調達した。カンナムオンニは、韓国の整形外科や皮膚科などの美容医療機関について、実際に施術を受けたユーザーのレビューが見られるのに加え、チャットでクリニックのカウンセリングが受けられたり、医師と会話できる掲示板などもある。日本上陸は2020年3月で、自動翻訳機能を備え、韓国語が理解できない人でもレビューが読める。（5月12日）
36Kr Japan:
日本にも上陸の韓国整形プラットフォーム「カンナムオンニ」、約16億円を調達
■PinterestとShopifyが提携、ショッピング機能を強化
PinterestがEコマース大手のShopifyと提携した。これにより、Shopifyの出品者は新しいPinterestのアプリを通じて、Pinterestにも商品カタログを投稿することができ、在庫があり販売可能なプロダクトピンを公開することが可能になった。現在、同サービスの導入は米国とカナダのみだが、英国やフランス、イタリアなどの欧州各国とオーストラリアでも数週間以内に展開される予定。（5月13日）
Cosmetics Business:
Pinterest teams up with Shopify to boost merchant visibility online
■「MEDULLA」を運営するSparty、パーソナライズスキンケアの新ブランドを発売
出典: WWD JAPAN
パーソナライズヘアケア「MEDULLA」を運営するSpartyは、新ブランドとしてパーソナライズスキンケア「HOTARU PERSONALIZED（ホタル パーソナライズド）」を発売する。製品は化粧水と美容液の2品で、セット販売のみ。スマホで肌に関する10の質問と自撮り撮影をもとに肌状態を解析し、約11万通りの診断結果から最適な処方で調合する。季節や環境によって変化する肌コンディションに合わせて処方のアップデートも可能。将来的にはメデュラとの連携も進める。（5月13日）
WWD JAPAN:
パーソナライズスキンケア「ホタル パーソナライズド」が誕生 「メデュラ」を運営するスパーティーから
■米P&G、インターンシップの受け入れをオンラインで実施
米P&Gは、新型コロナウイルス感染症拡大を背景に、5月中旬から始まるインターンシップの受け入れをオンラインで行う。同社では毎年、約500名の学生を受け入れる12週間の有給インターンシッププログラムを実施しているが、今年はオンラインにより、リモートで仕事の指示や指導、トレーニングをするとしている。同社のブランド「ジレット」では、エントリーレベル職の半数はインターンシップ生が占めており、優秀な人材の確保という面からもインターンシップ対応は重要な位置付けとなっている。（5月13日）
Global Cosmetics News:
Virtual Internships: P&G Takes Student Schemes Online
■アイスタイル、コロナショック下での連帯をうたう美容業界70社超のトップからのエールを発信
出典: アイスタイル公式サイト
アイスタイルはコロナショックによって引き起こされた未曾有の事態を、業界が一丸となって乗り越えることを願い、美容業界に関わり働くすべての人々に向けた、美容関連企業70社超のトップからの直筆メッセージを公開した。密とされる対面接客、タッチアップによる濃厚接触、休業に伴う先行き不透明な雇用などの不安を抱える美容業界人を精神的にサポートし、応援するとともに、連帯を呼びかけることを目的としている。（5月18日）
PR Times:
コロナ禍で苦しむ美容業界に向けて、業界70社超のトップからのエールを発信
■Cosmepolitan、名刺サイズのアルコールジェルをクラウドファンディングで発表
出典: Makuake
世界1,000社以上のOEM企業をネットワークし、化粧品ビジネスの立ち上げをサポートするCosmepolitanは、クラウドファンディングMakuakeで持ち運び簡単な名刺サイズのアルコールジェル製品「you+」の募集を開始した。you+は保湿成分を配合したアルコール濃度70%以上のジェルを、1回使い切りの分量だけパックし2袋をつなげてセットにした仕様。外出先で簡単に手指の消毒ができるほか、周囲の人にもプレゼントしやすい形状となっている。（5月18日）
Makuake:
名刺入れにアルコールジェルを。これからの新しいビジネスシーンの必須アイテム
Text: 佐藤まきこ（Makiko Sato）, 編集部
Top image: Simon Maage via Unsplash