【関連記事まとめ】 バイヤスドルフ、新パーソナライズスキンケアブランドを発表ほか
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<2021. 2.14-2.22 BeautyTech関連記事まとめ>
バイヤスドルフが欧州でAIを活用したパーソナライズスキンケアブランドをローンチしたほか、ジレットが肌と地球に優しい新シェービングブランドを発表。日本ロレアルはテラサイクルジャパンと協業して主要12ブランドで空き容器回収を開始する。また、バルクオムが米国でEC販売を開始した。
■FUJIMIを提供するトリコ、ポーラ・オルビスグループへ参画
出典: PR Times
トリコはポーラ・オルビスホールディングスと株式譲渡契約を締結し、グループ入りすることを発表した。トリコは、美容診断から一人ひとりに合わせた処方で商品を届けるパーソナライズビューティケアブランド「FUJIMI」を展開。2019年3月にパーソナライズサプリメント、2020年2月にはパーソナライズフェイスマスクをリリースしている。トリコではポーラ・オルビスグループが所有する研究開発技術や生産物流におけるシナジーを活用することで相互成長を目指すとしている。(2月12日・期間外)
PR Times:
パーソナライズビューティケアFUJIMIを提供するトリコ、ポーラ・オルビスホールディングスにグループ入りのお知らせ。
■バルクオム、米国でEC販売をスタート
出典: MarkeZine
メンズスキンケアブランド「BULK HOMME」を展開するバルクオムは、米国でのEC販売を開始した。同ブランドの海外進出は、今回の米国を含めアジア、ヨーロッパなど計11の国・地域となる。米国での展開では、短期的にはオフラインで日系人などのアジアマーケットに向けたプロモーションを実施。中長期的には、米国在住男性全般を対象にマーケティング活動を行い、ブランド認知拡大を図り、最終的にはサブスクリプションビジネスの導入を検討する。(2月15日)
MarkeZine:
バルクオム、米国に進出しEC販売を開始 バラエティショップでの販売も予定
■日本ロレアル、テラサイクルと協業し主要12ブランドで空き容器回収へ
出典: WWDJAPAN.com
日本ロレアルは、テラサイクルジャパンと包括的なパートナーシップを締結、化粧品の空き容器回収を開始する。今回の連携は、2020年6月に発表したロレアルグループのサステナビリティプログラムの一環。同社では、すでに「キールズ」で空き容器の回収を行っているが、「イヴ・サンローラン」「メイベリン ニューヨーク」「ラ ロッシュ ポゼ」など、日本ロレアルが展開する主要12ブランドが随時この取り組みに参画する予定で、日本市場において消費者を巻き込んだ循環型社会の実現を目指す。(2月15日)
PR Times:
日本ロレアル がテラサイクルと包括的連携でサステナビリティを加速
■将来の妊娠に備えた選択的卵子凍結保存サービス「グレイスバンク」始動
出典: WWDJAPAN.com
グレイスグループは、選択的卵子凍結保存サービス「グレイスバンク」を開始した。同サービスでは、提携クリニックで採卵し、凍結させた卵子を同社が保有する一括保管庫に輸送して、体外受精を必要とするまでの保管を担う。日本では年間約45万件の体外受精が行われているが、卵子提供が一般化していないことから、女性が自らの判断でライフプランを考え、卵子凍結を選べる社会インフラの整備を目指すとしている。2月には大手福利厚生プラットフォーム「ベネフィット・ワン」との連携を開始、同会員868万人を対象にサービスを提供するほか、社内セミナーの実施や社内相談窓口の設置などにも取り組んでいく。(2月16日)
WWDJAPAN.com:
不妊治療大国の日本に卵子凍結を広める 選択的卵子凍結保存サービス「グレイスバンク」が始動
■ジレット、肌と地球に優しい新シェービングブランドを発表
P&G傘下のジレットは、肌と地球に優しい、サステナブルなシェービング&スキンケアブランド「Planet Kind」を英国でローンチした。商品パッケージの85%に、再生紙や再生プラスチック、リサイクル可能なアルミニウムを使用したほか、柄の部分を60%再生プラスチックとしたカミソリなどをラインナップ。この新ブランドは、P&Gが2030年までの達成を目標とするサステナビリティゴールのための施策。(2月17日)
Global Cosmetics News:
Gillette Launches New Sustainable Shaving Brand Planet Kind
■AI採寸アプリBodygram、3Dアバター化による体型トラッキングを提供開始
出典: Techable
Bodygram Japanは、独自のAI採寸テクノロジーを搭載したアプリ「Bodygram」に、3Dアバターによる体型トラッキング機能を追加した。同アプリでは、年齢、身長、体重、性別を入力して、服を着たままスマホで全身写真を撮影すると、全身24か所の推定採寸ができる。従来の仕様では各部位の採寸データは数値のみの表示だったが、今回の新機能ではデータをもとに3Dアバターを起こすことで、自身の体型を多角度から客観的に観察でき、目標体型への進捗もイメージしやすくなる。(2月17日)
Techable:
「体型の変化」を3Dアバターで確認! AI採寸アプリ「Bodygram」に新機能
■ダヴ、米インフルエンサーとコラボして新ヘアケアライン開発
出典: 美容経済新聞
ユニリーバ傘下のスキンケアブランド「ダヴ」は、米国のスキンケア専門家でYouTubeやTikTokで活躍するクリエーターのハイラム・ヤープロ(Hyram Yarbro)氏と提携して、新ヘアケアライン「Hair Therapy」を開発したと発表。細胞レベルで髪を強化することをうたう、ダメージ対策、ハイドレーションスパ、ドライスカルプケアの3シリーズから、それぞれシャンプー、コンディショナー、リーブオントリートメントをセットして市場に投入する。1,100万人超のフォロワーを抱えるヤープロ氏とコラボすることでZ世代に向けたマーケティング戦略を展開する。(2月18日)
美容経済新聞:
ダヴ、米ユーチューバーと新しいヘアケア製品をコラボ
■バイヤスドルフ、AI活用の新パーソナライズスキンケアブランドを欧州で発表
バイヤスドルフは、新しいパーソナライズ・フェイシャルスキンケアブランド「O.W.N」をヨーロッパでローンチした。140年にわたり培われた同社の知見をもとにアルゴリズムを構築し、AIが38万通りのなかから一人ひとりに最適な組み合わせを処方した、クレンジング、デイケア、ナイトケアの3アイテムを提供する。ブランド名は「only what’s needed(必要なものだけ)」の略で、原材料はヴィーガン仕様とし、容器はリフィルして繰り返し使用できる。(2月17日)
Cosmetics Business:
Beiersdorf offers personal touch with launch of new brand O.W.N
Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato), 編集部
Top image: Lucas George Wendt via Unsplash