【関連記事まとめ】 美容サロンに特化したM&Aマッチングサービスが登場ほか
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<2020. 12.21-2021.1.11 BeautyTech関連記事まとめ>
業界に特化し美容サロン専用のM&Aマッチングができるプラットフォームがリリースされた。また、ロレアルが日本のドクターズスキンケアブランド「タカミ」を買収し、英ハットグループはTargetから米Dermstore.comを買収。Perfect Corp.が、ゴールドマン・サックスから5,000万ドルの資金調達を完了した。そのほか、@cosme TOKYOがバーチャル店舗をオープンした。
■資生堂、肌質感を正確に再現する光学シミュレーションシステム開発
出典: PR Times
資生堂は、肌の質感を正確に再現する光学シミュレーションシステムの開発に成功した。光学シミュレーションの1つであるモンテカルロシミュレーションに、色むら発生に関する数理モデルを組み合わせ、従来は難しかった、肌の光学特性やファンデーション塗布後の肌の仕上がりを再現。これにより、塗布後の質感やツヤ感など、多様な嗜好性に合わせた製品設計が可能となる。2月21日発売の「マキアージュ ドラマティックパウダリー EX」などにすでに活用されされている。(12月21日)
PR Times:
資生堂、肌質感を正確に再現する光学シミュレーションシステムを開発 ~究極の素肌感を生む次世代ファンデーションの実現へ~
■ハヤカワ五味の「イルミネート」、LINEでピル飲み忘れ防止サービスを開始
出典: WWD JAPAN
ハヤカワ五味氏が運営するるウィメンズヘルスケアブランド「イルミネート」は、LINEで低用量ピルの飲み忘れを防止する「服薬支援サービス(β)」を開始した。また、ピル宅配サービス「エニーピル」と連携して、低用量ピルとアフターピルを最短で当日に配送するサービスを、東京23区内において期間限定で開始した。(12月22日)
WWD JAPAN:
LINEでピルの飲み忘れを防止 ハヤカワ五味の「イルミネート」が新サービス始動
■ロレアル、日本のドクターズスキンケア「タカミ」を買収
出典: WWD JAPAN
仏ロレアルは、日本ロレアルを通じて日本発ドクターズスキンケア「タカミ」を買収した。タカミは、美容皮膚科「タカミクリニック」のノウハウをもとに1999年に設立。主力製品は角質美容水「タカミスキンピール」で、同社の2019年度の売上高は約68億円。ロレアルが日本のブランドを買収するのは「シュウ ウエムラ」以来二度目。(12月23日)
PR Times:
ロレアル、「タカミ」ブランドのスキンケアを販売する株式会社タカミと買収に関する契約を締結
■SUQQU、パーフェクトのARモジュール「YouCam for Web」を採用
出典: PR Times
エキップが展開する化粧品ブランドSUQQUは、2021年春の新製品を紹介するオンラインポップアップイベント(2月28日まで開催)で、パーフェクトが提供する「YouCam for Web」を採用した。パソコンやスマートフォンから自由にバーチャル会場を閲覧しながら、おすすめカラー診断やバーチャルメイクアップサービスが受けられ、春のコレクションのARタッチアップ体験ができる。(12月26日)
PR Times:
パーフェクト社の「AR メイク」搭載、SUQQUの2021年春新作アイテムが勢ぞろい!初のオンラインPOP UPイベントにてARタッチアップ体験
■美容業界に特化したM&Aマッチングサービスが登場
出典: PR Times
M&A LABOは、美容サロン専用のM&Aマッチングができる「M&A beauty」をリリースした。美容業界における事業譲渡は、情報が不足しているのに加え、売買仲介手数料が高いため、廃業率が高いことが課題となっている。同プラットフォームは事業を売りたい人と買いたい人を低コストで繋げるもので、短期売買を可能にするシンプル設計とし、マッチング率も表示。書い手、売り手ともに、会員登録やメッセージ交換、マッチングは無料で利用できる。(12月27日)
PR Times:
美容業界に特化した事業売買マッチングサービス「M&A beauty」を発売
■ミュゼ、ホワイトニングなどオーラルケア商品の自動販売機を設置
出典: PR Times
美容脱毛サロン「ミュゼプラチナム」は、同社がプロデュースするオーラルケア商品の自動販売機での販売を開始した。販売するのは、歯の着色汚れを落とすセルフケア商品や、虫歯予防に特化した「yobooシリーズ」などで、自動販売機は東京・半蔵門駅に設置された。付近には商品案内のサイネージを設け、駅を利用するビジネスマンに向けて新しいエチケット習慣を提案する。(12月30日)
PR Times:
外出先での口元ケアが新習慣に ミュゼホワイトニング初!“オーラルケア自動販売機”が半蔵門駅に登場
■オンラインサロンがライブ動画配信中に投げ銭を受け取れる新サービス登場
出典: WWD JAPAN
ビルドサロンは、Zoom上で視聴者からリアルタイムで投げ銭を受け取れるサービス「ビルド投げ銭」をローンチした。同社が制作を請け負うオンラインサロンにZoomを組み込んだサービス「ビルドズーム」の運営者は、ライブ動画配信中に視聴者から任意の金額を受け取ることが可能となる。送金アプリ「プリン」やチケット販売サービス「チケットペイ」と連携し、オンラインサロンが月額会費以外の新たな収益ルートを構築するのをサポートする。(1月3日)
WWD JAPAN:
ライブ動画配信中に投げ銭を受け取れるサービスがローンチ オンラインサロンの新たな収益ルートとして注目
■英ハットグループ、Targetから米Dermstore.comを買収
オンライン小売大手の英ハットグループ(THG)は、Targetが保有する米国のビューティ小売店Dermstore.comを、3億5,000万ドルで買収した。Dermstore.comは、スキンケア、ヘアケア、ボディケア、メンズケアなど、100以上の美容系ブランドを取り扱うEC。今回の買収でTHGは、美容業界におけるデジタルパートナーのリーディング企業を目指すビジョンをさらに推進する。あわせて同社は、栄養食品関連企業の英Claremon IngredientsとDavid Berrymanの2社の買収も発表した。(1月4日)
Global Cosmetics News:
THG Buys Dermstore.com From Target For US$350 MillionI
■オンライン新卒採用推進を目指し、サロン見学会を成果報酬型に移行
出典: PR Times
リアルは、提供する就活学生向けオンラインサロン見学会サービス「サロン見学.ONLINE」を、2021年度より成果報酬型に移行する。同サービスは、オンライン会議システムを利用して、美容サロンに就職したい学生がスマートフォンでサロンの見学会や面接に参加できるもの。成果報酬型とすることで、企業側のサイトへの登録が無料となり、美容サロンと学生の接点がより多くなるとしている。(1月4日)
PR Times:
【サロン見学.ONLINE】美容業界の更なるオンライン新卒採用活性化に向けて、成果報酬型への完全移行を実施
■@cosme TOKYO、バーチャル店舗をオープン
出典: Fashionsnap.com
アイスタイルはKDDIと共同で、原宿駅前の旗艦店「@cosme TOKYO」を再現したバーチャル店舗「@cosme TOKYO -virtual store-」を、スマートフォン向けアプリ「au XR Door」上にオープンした。ユーザーは360度の画像で店内を見渡すことができ、画面矢印をタップすることでフロアを移動、テスターを試す疑似体験も可能だ。「@cosmeベストコスメアワード2020」受賞アイテムを集めたコーナーのほか、「カネボウ」や「KATE」などのブランドの商品を取り揃え、@cosmeの公式オンラインストアにリンクして購入にも進める。(1月6日)
Fashionsnap.com:
アットコスメの旗艦店がバーチャル上にオープン、テスター体験や購入が可能
■ユニリーバ、海藻由来の自浄作用テクノロジーを製品利用へ
ユニリーバは、海藻が持つ自浄作用テクノロジーを商業利用するため、ライフサイエンス企業のInnova PartnershipsとジョイントベンチャーPenrhos Bioを設立した。ユニリーバでは10年以上、海藻が持つ細菌やカビの繁殖を防ぐ有機化合物Lactam(ラクタム)の研究を行っており、表面の自浄を促すこの技術は、洗濯機の洗浄や紙幣の除菌など幅広く応用できるとみられている。(1月6日)
Global Cosmetics News:
Unilever And Innova Partnerships Launch JV To Explore Self-Cleaning Surfaces
■Perfect Corp.、ゴールドマン・サックスから5,000万ドルの資金を調達
出典: Tech Crunch
Perfect Corp.は、ゴールドマン・サックスとCyberLinkを引受先に5,000万ドルのシリーズC資金調達を完了した。Perfect Corp.は、累計ダウンロード数9億以上を誇るYouCamアプリシリーズを展開するほか、AIとAR技術を応用したコミュニケーションサービスを提供しており、全世界で300以上のブランドパートナーを持つ。今回の調達資金で、さらなる技術開発・改良とグローバル事業拡大を目指す。
(1月7日)
PR Times:
バーチャルメイク機能をサービス展開するパーフェクト株式会社、ゴールドマン・サックスより5000万米ドルのシリーズC の資金調達を完了
Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato), 編集部
Top image: Paul Hanaoka via Unsplash