【関連記事まとめ】コーセーとDeNA、ヘルスケアビューティアプリ共同開発ほか
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<2019. 11.25-12.2 BeautyTech関連記事まとめ>
今週は、コーセーとDeNAが毎日の肌状態を記録し分析するヘルスケアビューティアプリを共同で開発。ロレアルが世界初の紙製化粧品チューブを製造し、2020年の実用化を目指すと発表した。また、韓国MEMEBOXがニッチマーケット向け新ブランドの構築を図り「MBX」にリブランドした。
■第3回「Fashion and Beauty Tech Meetup Tokyo」12月13日開催
出典: Peatix
美容とファッション業界に、テクノロジーで新しい価値を創造する起業家と投資家のコミュニティ「FaB (Fashion and BeautyTech) 」の東京支部第3回ミートアップが12月13日に青山エリアで開催される。チケットの申込みはPeatixで受付中。今回は「フェムテック、ファッションと美容D2Cスタートアップ」、「グローバルで活躍する日本のスタートアップ」をテーマに、日米の起業家らが集いパネルディスカッションを行う。同イベントの発起人は仏ロレアルCMO、ランコムCEOをつとめ、現在は投資家として活躍するオディール・ルジョル氏。FaBはサンフランシスコからはじまり、NYやパリ、上海など世界各地に広がりをみせ、東京では2018年に第1回を開催している。(11月29日)
Peatix:
Fashion and Beauty Tech Meetup Tokyo vol.3
■ロレアル、世界初の紙製化粧品チューブを開発、2020年に実用化へ
出典: 仏ロレアル公式サイト
ロレアルは、化粧品パッケージ製造企業のアルベアと共同で、バイオベースの紙類似素材による化粧品チューブを世界で初めて開発した。2020年4月のテストリリース後、フェイスやボディケア製品に順次導入する予定。同社では2025年までに、プラスチック容器をすべて、レフィルやリサイクル、コンポスト可能なものに変えることを目標に掲げている。(11月25日)
WWD Japan:
ロレアルが初の紙製化粧品チューブを開発 2020年に導入
■コーセーとDeNA、肌状態を記録・分析できるビューティアプリを共同開発
出典: Fashionsnap.com
コーセーとDeNAライフサイエンスは、ヘルスケアビューティアプリ「Skin Diary」を共同開発した。アプリのメイン機能は、毎日の肌状態を日記として記録するもので、その日の気分や睡眠の質などの項目をもとに肌コンデションをスコア化する。使用中のスキンケアアイテムや生理情報もあわせて記録することで多角的に肌を分析し、製品の効果や相性も客観的に判断ができる。アプリを利用すると、コーセーのオウンドメディア「Maison KOSÉ」でサンプル交換やEC購入時に利用できるポイントが付与される。将来的には、記録データをコーセーの店舗と連動させるほか、グループブランド全体でデータを統合し、パーソナライズした商品提供も行うとしている。(11月26日)
Fashionsnap.com :
コーセーとDeNAがヘルスケアアプリ共同開発、肌状態の日記からスキンケアをパーソナライズ
■米P&G、Spotifyと連携してポッドキャストを開始、テーマは人種問題
P&Gは、音楽ストリーミングサービスのSpotifyと連携し、「Harmonize」と題したオリジナルのポッドキャストを米国で開始した。同ポッドキャストでは、米国における人種への偏見と音楽がもたらす融和をテーマに4つのエピソードを配信する。P&Gはすでに人種問題を取り上げたキャンペーン「The Talk」のほか、啓発動画「The Look」を発表しており、ポッドキャストを通して、引き続き人種問題における開かれた会話や共感が生まれることを期待している。(11月26日)
Global Cosmetics News:
Procter & Gamble Teams Up With Spotify To Launch Podcast
■高砂香料工業がインドネシアに新工場をオープン、急成長の消費者市場に対応
香水や化粧品などのフレグランスのほか、食料品や飲料のフレーバーなどを手がける高砂香料工業は、インドネシアに初の自社工場を竣工した。同社は米国やブラジル、中国、インドなど世界26の拠点で展開しているが、急成長をみせるインドネシアの消費者ニーズに迅速に対応するためとみられる。1万6,000平方メートルの新工場への投資額は2,500万ドルで、現地での雇用により地域社会も支援する。(11月27日)
Cosmetics Business:
Takasago drives Asia expansion with $25m Indonesia factory
■韓国MEMEBOXが「MBX」にリブランド、ニッチマーケット向けブランドの構築へ
化粧品のサブスクリプションサービスにはじまり、ECプラットフォーム運営、ブランドのインキュベーションを行ってきた韓国のMEMEBOXが、「MBX」としてリブランドした。同社はこれまで米国で「I Dew Care」と「Kaja」の2ブランドを展開しており、「Kaja」はセフォラとパートナーシップを結んでいる。今回のリブランディングで、SNSの反響にもとづくKビューティの最新トレンドにフォーカスし、ニッチな層に向けた新ブランドの構築を目指す。(11月27日)
Cosmetics Business:
K-beauty incubator Memebox rebrands to MBX
■パーソナライズヘアカラー「COLORIS」、美容師によるWEBカウンセリングを開始
出典: PR Times
ストークメディエーションは、パーソナライズヘアカラー「COLORIS(カラリス)」にて、Web上で美容師に直接相談しながらヘアカラーをカスタマイズできる無料カウンセリングを12月から開始した。ユーザーは公式LINEのチャットを通して、画像や動画を使い、美容師による診断が受けられる。 COLORISは9月にスタートしたヘアカラーの定期通販サービスで、ウェブで11の質問に答えると1万通りの処方からカスタマイズした最適なヘアカラーとトリートメントが届く。(11月28日)
PR Times:
日本初のパーソナライズヘアカラーCOLORIS(カラリス)が美容室と提携、美容師による無料カウンセリングが可能に
■電子カルテ「CLIPLA」と、受付管理アプリ「Airウェイト」が連携、医療機関の業務効率化へ
出典: PR Times
クリプラのクラウド電子カルテ「CLIPLA」と、リクルートライフスタイルが提供する受付管理アプリ「Airウェイト」が連携してサービスを開始した。「CLIPLA」は医療者向けのクラウド型電子カルテのサービスで、「Airウェイト」は顧客の来店受付から番号券の発券、入店の案内ができるサービス。今回の連携により、「Airウェイト」で予約をした患者が来院した際に、患者ID(診察券番号)を入力すると、電子カルテ「CLIPLA」にも当該患者の受付情報が自動表示され、医療機関の業務効率化につながるとしている。(11月28日)
PR Times:
電子カルテ『CLIPLA』とリクルートライフスタイルの受付管理アプリ『Airウェイト』が連携を開始!
Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato), 編集部
Top image: Toa Heftiba via Unsplash