【関連記事まとめ】東急ハンズ、アバターの接客でUV製品の販売を実証実験ほか
◆ New English article
◆ 新着記事をお届けします。以下のリンクからご登録ください。
Facebookページ|メルマガ(隔週火曜日配信)
LINE:https://line.me/R/ti/p/%40sqf5598o
<2020. 6.15-6.22 BeautyTech関連記事まとめ>
今週は、東急ハンズとNTTデータが共同で、アバターが商品提案などの接客をする実証実験を実施。またドクターシーラボがBAによる無料オンラインカウンセリング・サービスを開始した。ロレアルは2020年第1四半期のオンライン売上が前年同期比53%増となったことを公表した。
■ドクターシーラボ、無料オンラインカウンセリングを開始
出典: PR Times
ドクターシーラボは、ビューティカウンセラーによるオンラインカウンセリングのサービスを開始した。カウンセリングはZoomで行い、スマートフォンやPCのモニターを通じて、肌の悩みに関する相談や化粧品の使い方の説明などを、店舗に所属する現役ビューティカウンセラーとユーザーが1対1で行う。家事や育児を行いながら相談することもでき、カウンセリング中に商品の購入も可能。テスト期間のアンケート調査では、満足度が100%だった。ドクターシーラボ会員が無料で月2回まで利用できる。(6月15日)
PR Times:
【会員様限定】無料 ドクターシーラボ「オンラインカウンセリング」始動!メディカルコスメ®ならではの専門性を活かしたビューティーカウンセリングをご自宅でも
■月額制美容店舗通い放題「Viday」がローンチ、クラウドファンディングを実施
出典: PR Times
美容関連のポータルサイトやクチコミサイトなどを展開するツルツルは、新型コロナウイルスの影響で苦しい経営状況にある美容室、エステ、ネイル、マッサージなどの各種サロンを支援するため、定額制の美容店舗通い放題サービス「Viday」をローンチした。利用者は美容室、エステ、リラク・マッサージ、ネイル・まつげ、パーソナルジムの5ジャンルを月額制で利用でき、同サービスを提供する店舗に利用料等の負担はない。現在クラウドファンディングで資金を募集中。(6月16日)
PR Times:
新型コロナから美容サロンを守る!定額制の美容サービス『Viday』がクラウドファンディングを開始
■ロート製薬が自動製剤調合ロボットを開発、パーソナライズ化粧品を視野
出典: 週刊粧業
ロート製薬は、スイスの開発機器メーカーCHEMSPEED TECHNOLOGIES、エーエムアールと自動製剤調合ロボットを共同開発した。化粧水や日焼け止めなどの製造で必要な、原料の秤量や調合、粘度やpH 値測定などを全自動で行う。これにより、ニーズの変化や使用感の好みに合わせたパーソナライズ処方をスピーディに割り出すことが可能になる。(6月16日)
週刊粧業:
ロート製薬、パーソナライズ化粧品を視野に自動製剤調合ロボット導入
■資生堂、ミレニアル世代向け直営店「Beauty Square」オープン
出典: PR Times
資生堂は、原宿駅前の複合施設「WITH HARAJUKU」に、ミレニアル世代をメインターゲットにした直営店「Beauty Square」をオープンした。同店は「ビューティーを発見し・遊び・シェアする体験・発信型スポット」をコンセプトに、デジタルを活用した各種美容体験を提供。店舗中央にある大型LEDビジョンでは、光と映像によるインタラクティブコンテンツが配信される。アンバサダーにきゃりーぱみゅぱみゅが就任し、資生堂トップヘアメイクアップアーティストの原田忠とコラボレーションしている。(6月18日)
PR Times:
資生堂、国内外ミレニアル世代に向けた原宿の直営店 「Beauty Square (資生堂ビューティ・スクエア)」アンバサダーにきゃりーぱみゅぱみゅさんが就任
■ロレアル、2020年第1四半期のオンライン売上が前年同期比53%増
出典: WWD JAPAN
ロレアルは、2020年第1四半期のオンラインの売上が前年同期比で53%増となった。同社グループ傘下のモディフェイスのバーチャルメイク機能など、ロレアルでは早期からデジタルを中心に据えたマーケティング戦略を実施し、デジタルトランスフォーメーションを積極的に推進。また、新型コロナウイルスが中国で広がり始めた頃から対策チームを立ち上げ、従業員のリモートワーク体制の整備や、殺菌ジェルの生産拡大をして医療機関に提供するなど、新型コロナウイルス対策及び業界支援を速やかに行ったことで、打撃を最小限に抑えられたとみられる。(6月17日)
Global Cosmetics News:
Half Of Our Sales Will Be Digital Thanks To Lockdown, Says L’oreal Cdo
■女性向け米健康チャットアプリ「Tia」、2,430万ドルを調達
出典: Bridge
ニューヨークを拠点に、オンラインとオフラインで女性向けヘルスケアプラットフォームを展開するTiaは、シリーズAラウンドで2,430万ドル(約26億円)の資金調達を行なった。Tiaは生理周期のトラッキングや、健康に関してチャットで質問できるアプリとして2016年にスタート。2019年にはアプリと連動する自社クリニックも開院している。今回調達した資金は、サービス拡大や市場開拓、パートナーシップ構築などに利用される。(6月17日)
Bridge:
チャットアプリ+クリニックで女性の健康をワンストップサポートする「Tia」
■日本初の更年期に特化したオンライン相談サービス「TRULY」オープン
出典: PR Times
TRULYは、更年期に特化し、女性医師がユーザーとチャット形式で個々の悩みに応えるオンライン相談サービス「TRULY」の提供を開始した。オープンキャンペーン期間中は無料で利用できる。TRULYでは、オンラインメディアとして更年期や膣ケア、性などに関する情報を記事として配信するほか、質問に、はい/いいえで回答するセルフチェックサービスも用意している。(6月17日)
PR Times:
女性の2人に1人が50歳以上の時代、日本初の更年期に特化したオンライン相談サービス『TRULY』を提供開始
■東急ハンズとNTTデータ、アバターの接客でUV製品販売の実証実験を実施
出典: PR Times
東急ハンズはNTTデータの協力を得て、アバターを介して遠隔地から商品を提案、訴求するデジタルストアの実証実験を実施した。東急ハンズ渋谷スクランブルスクエア店のUV特集コーナーにアバター特設ブースを設営し、本社にいるUV対策商品に詳しいスタッフのアバターが、顧客の用途や肌状態をその場で聞いたり、表情を目視したりしながら商品の案内をする接客を行った。同実験では、UsideUが開発した遠隔接客販売ツール「TimeRep」を使用し、サイバーリンクがAI顔認証エンジン「FaceMe」を提供した。(6月18日)
@Press:
東急ハンズ、アバターを介して商品の提案を行う デジタル技術を使った新たな接客の実証実験を実施! ~遠隔接客を活用し非対面での接客で省力化~
Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato)、編集部
Top image: Andrew Alexander via Unsplash