【関連記事まとめ】エボラニ、従業員や生徒の体温・体調管理を自動化するanybot PROTECTを無償提供ほか
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<2020. 3.1-3.9 BeautyTech関連記事まとめ>今週は、自動接客ツールanybotを運営するエボラニが、従業員や生徒の体温・体調管理を自動化するanybot PROTECTを4月まで無償提供すると発表。また、資生堂プロフェッショナルがヘアカラーのバーチャルシミュレーションサービスを開始し、インターネット通販「LOHACO」ではロレアルグループのバーチャルメイク機能を導入した。
■オルビスが初のコンセプトショップを6月にオープン、体験型サービスを強化
出典: WWD JAPAN
オルビスは東京・表参道に6月中旬、初のコンセプトショップをオープンする。店舗1階では商品を自由に試せるほか、スキンチェックを受けられる空間で、ジュースバーを併設。2階はブランド初のスキンケアトリートメントや、ワークショップスペースを設け、五感で感じられる“ここでしかできない特別な体験”を提供するとしている。同社では今期、アプリやカラー診断といったパーソナル提案による体験型のサービスを強化しており、海外市場開拓も視野に入れている。(3月1日)
WWD JAPAN:
「オルビス」が表参道に初のコンセプトショップを6月にオープン
■東急ハンズ、店内の商品位置がアプリでわかるサービスの実証実験開始
出典: MarkeZine
東急ハンズとNTTデータは、店内の商品をマッピングできるサービスの実証実験を開始した。スペインのNavilensの2次元コード技術を活用したもので、1度に200以上のコードを認識することが可能。各商品の棚札と棚什器に張り付けた2次元コードを、従業員がモバイル端末のカメラで撮影すると商品マップが作成され、来店客はアプリから簡単に商品位置を検索することができる。同サービスの実用化により、店舗の利便性向上や、従業員の商品登録作業の省力化などが期待される。(3月2日)
MarkeZine:
東急ハンズ、アプリにおいて商品位置の検索を可能にするサービスの実証実験を開始
■LOHACO、ロレアルグループのバーチャルメイク機能を導入
出典: 週刊粧業
アスクルは、同社が運営するインターネット通販サービス「LOHACO」のビューティカテゴリーに、バーチャルメイク機能を導入する。ロレアルグループ傘下のModiFaceが有するAI技術を活用したツールで、日本ロレアルの人気ブランド「ロレアル パリ」や「メイベリン ニューヨーク」などのリップ商品450点以上を対象としている。(3月2日)
週刊粧業:
LOHACO、ロレアルグループのAIバーチャルメイク機能を導入
■資生堂プロフェッショナル、ヘアカラーのシミュレーションサービスを開始
出典: WWD JAPAN
資生堂プロフェッショナルは、スマホやタブレット端末でヘアカラーのシミュレーションができる「カラーミラー」の提供を開始した。同サービスは、美容室向けのデジタルミラーを手掛けるメモミラボの技術提供を受けて開発された。フルカラー、グラデーションカラー、毛先のみの裾カラー、根元には濃い色味をのせてグラデーションにするダークルーツカラーの4種類のデザインがシミュレーション可能。色味は同社のヘアカラーブランドから50色以上を用意し、彩度コントロールで明るさの調整もできる。サロンでのカウンセリングにおける活用が期待されている。(3月3日)
WWD JAPAN:
資生堂Pがヘアカラーをシミュレーションできるウェブサービスをスタート 4種類のデザイン、50色以上のバリエーションをそろえる
■花王ロリエ、「FiNC生理ラボsupported by ロリエ」をオープン
出典: PR Times
花王ロリエとFiNC Technologiesは、ヘルスケアプラットフォームアプリ「FiNC」上に「FiNC 生理ラボ supported by ロリエ」をオープンした。FiNCは体重、睡眠時間、食事などの記録を蓄積できるのに加え、エクササイズやヨガなどの動画コンテンツがあり、パーソナルトレーナーAIが一人ひとりの興味や悩みにあったメニューを届けるアプリ。FiNC 生理ラボは、ユーザーがオープンに生理を語り合える場を目指し、健康・美容のプロフェッショナルであるFiNCアンバサダーや有識者が生理に関する情報を発信するなど、生理をテーマに女性のヘルスケアをサポートしていく。(3月3日)
PR Times:
花王ロリエ×FiNC 「FiNC 生理ラボ supported by ロリエ」をオープン!
■ランコムとキールズ、オーストラリアECサイトでバーチャルカスタマーサービスを強化
出典: Glossy
ロレアル傘下のランコムとキールズは、オーストラリアのECサイトでリアル店舗と同質の細やかなカスタマーサービスの実現を目指し、バックエンドプログラムInsideを導入、試用試験を開始した。コールセンターのオペレーターがライブチャット機能を使ってカスタマーとコミュニケーションを取る際、ECサイトを訪問中の顧客をアバターとして表示し、海外からのアクセスか、新規か、アカウントを所有するか、また、ECサイトでの行動から判断した喜怒哀楽の感情など、カスタマーの属性が一目で認識できる。これにより、それぞれの顧客に最適な話しかけをしてスムーズな対応ができるとしている。(3月4日)
Glossy:
Kiehl’s and Lancôme trial virtual customer service
■エボラニ、従業員や生徒の体温・体調管理を自動化するanybot PROTECTを4月まで無償提供
出典: PR Times
ミニアプリやチャットボットなどの自動接客ツール「anybot」を運営するエボラニは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、従業員や生徒の体温や体調、安否確認を自動で行うサービス「anybot PROTECT」の提供を開始した。同サービスは、従業員や生徒がアプリに体温や体調を入力すると、企業や団体の管理者に情報が自動で共有される。また、厚生労働省基準の診断で症状が発生している人がいる場合、管理者に自動通知される。同社では新型コロナウイルスの被害拡大により、業務に支障が出ている企業や団体などの影響を軽減するため、暫定的に4月末まで完全無償で提供すると発表した。(3月5日)
PR Times:
コロナウィルス対策はパニックより行動から。従業員や生徒の体温・体調管理を自動化する完全無償の「anybot PROTECT」を提供開始
■スコットランド、すべての女性に生理用品を無料で提供する法案可決
出典: Finders
スコットランド議会は、すべての女性にナプキンやタンポンなどの生理用品を無料で提供する法案を全会一致で可決した。調整段階を経て法案が正式に決定すれば、世界で初めて生理用品を無料で提供する地域となる。EUでは生理用品は生活必需品とはみなされず、嗜好品と同じ5%が課税されるため、「タンポン税」と呼ばれ物議を醸してきたことから、同法案の提出につながった。(3月5日)
Finders:
すべての女性に生理用品を無料提供へ。スコットランド、世界初となる法案を可決
Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato), 編集部
Top image: Anna Kolosyuk via Unsplash