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【関連記事まとめ】メディア・グローブ、化粧品ブランドとプレスをつなぐPR業務支援プラットフォームを発表ほか

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<2020. 7.6-7.14 BeautyTech関連記事まとめ>
美容専門PR会社メディア・グローブは、プレスへの商品情報提供や撮影用商品の貸出管理を効率的に行える美容PR業務支援プラットフォーム「ビューティプレスボード」を発表した。また、カラーコスメOEM大手のトキワが業界初となるアクセラレータープログラムを始動したほか、TikTokは広告主とクリエイターをダイレクトにつなぐマッチングプラットフォームを正式ローンチした。

■米ベンチャー、男性用パーソナライズヘアカラーのサブスクを開始

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出典: 美容経済新聞

ロサンゼルスを拠点とするベンチャーのColorsmithは、男性用オーダーメイドのヘアカラーのサブスクリプションを開始した。女性向け家庭用ヘアカラーを展開するeSalonと提携し、最新のカラー混合テクノロジーを採用。ユーザーがオンラインで好みの色や染め方などを選択すると、プロのカラリストが個別にカラーを調合する。白髪染めについては、業界初のグレーリダクションを導入。白髪混じりの外観を維持したり、グレーを徐々にカバーするなどの要望にも応える。(7月6日)

美容経済新聞:
米ベンチャー、男性用カスタムメイドのヘアカラー通販ビジネスを開始

■「LVMHイノベーションアワード」が初のオンライン開催

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出典: WWD JAPAN

LVMHは優れたスタートアップ企業を選出する「LVMHイノベーションアワード2020」で、1,200社の応募のなかから優勝者を発表した。選ばれたのは、オランダで2014年に創業したCROBOXで、同社は消費者行動や購買行動の分析をもとに、商品に添えるキャッチフレーズを顧客ごとにパーソナライズするシステムを開発している。同賞は2017年から始まり、今年は新型コロナウイルスの影響で、初のオンラインでの開催となった。(7月6日)

WWD JAPAN:
「LVMHイノベーションアワード」が初のオンライン開催 1200社から選ばれた企業は?

■ルナソルがオンラインで「メイクアップカレッジ」を開校

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出典: WWD JAPAN

ルナソルは、オンラインの「メイクアップカレッジ」を7月22日に開校する。ルナソルのキービジュアル制作に携わるプロのアーティストを講師に招き、第一期として全12回のメイクレッスンを週2~3回の頻度で開催する。講義はブランド公式サイトとInstagramアカウントで配信され、誰でもアクセスして受講可能。店頭でのタッチアップやテスター使用の自粛を受け、顧客との接点が取りづらい状況下においてコミュニケーションを強化する目的。(7月7日)

WWD JAPAN:
「ルナソル」がオンライン上で“メイクアップカレッジ”を開校 講師にアーティストを招聘

■インタラクティブ動画サービス「TIG」、タイのテレコム最大手の親会社から資金調達

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出典: The Bridge

インタラクティブ動画サービス「TIG」を開発・提供するパロニムは、タイのテレコム最大手AISの親会社、Intouch Holdingsから資金調達を行った。調達額は非開示。パロニムはこれまでに日本郵政キャピタルとNTTドコモ・ベンチャーズから約2億3,000万円を調達している。TIGは、動画に写っている場所や服、化粧品など、気になる箇所をタップするだけで、商品情報や購買サイトにアクセスできるサービス。(7月8日)

The Bridge:
インタラクティブ動画サービス「TIG(ティグ)」開発のパロニム、タイのテレコム最大手AISの親会社から資金調達

■伊勢丹新宿店でワコールの3Dボディスキャナーを活用したスタイリングサービス開始

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出典: Fashionsnap.com

伊勢丹新宿店は本館3階のイセタンパーソナルラボで、3D計測技術を活用した婦人服のマッチングサービス「マッチパレット」をスタートした。ワコールのボディスキャナー「3D smart & try」を活用したもので、約5秒でトップバストやウエストなど全身18カ所のサイズを測定。このデータにもとづき、27種類の体型タイプのどれに適合するかを販売員が判断し、一人ひとりに合うブランドやアイテムを提案する。事前予約制で30分コースと90分コースの2つのメニューがあり、無料で利用可能。(7月9日)

WWD JAPAN:
伊勢丹新宿でワコールの3Dボディースキャナーを生かした無料スタイリングサービス 約50ブランドの約1万種類から洋服を提案

■インドネシアのビューティテック系スタートアップ、5,800万ドルの資金を調達

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出典: Global Cosmetics News

インドネシアのビューティテックのスタートアップ、Social Bellaは、シンガポール政府系投資会社のテマセクなどから、5,800万ドルの資金を調達した。Social Bellaは化粧品ECサイトSociollaを運営しており、ユーザー数は3,000万人で、インドネシア国内に6つの店舗も展開している。先ごろ、新ビジネスとして、若い母親層をメインターゲットにキッズ向け製品を含む商品ラインも発表した。(7月9日)

Global Cosmetics News:
Indonesian Beauty-Commerce Start-up Social Bella Secures US$58 Million In Series E Funding Round

■広告主とクリエイターをマッチング「TikTok Creator Marketplace」正式ローンチ

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出典: MarkeZine

TikTokは、広告主とTikTokクリエイターがダイレクトにコミュニケーションできるプラットフォーム「TikTok Creator Marketplace(TCM)」を正式にローンチした。国内外1万人以上の登録クリエイターがカテゴリーごとに分類され、日本を含む世界14カ国の広告主は自社ブランドや製品に適したクリエイターを検索し選出できる。またTCMではクリエイターの投稿パフォーマンスやフォロワーの属性を分析しプランニングから実施までを自動化。クリエイターへのオーダーから広告キャンペーンのローンチまで、すべてのデータを管理できる。日本でのリリースはテスト段階で、当面はマッチング機能のみをオンライン運用する。(7月9日)

MarkeZine:
広告主とクリエイターをマッチングする「TikTok Creator Marketplace」が開始

■化粧品OEM大手トキワが業界初のアクセラレータープログラムを始動

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出典: PR Times

トキワは、スタートアップ企業や新興ブランドを対象にした開発支援プログラム「アクセラレータープログラム」を開始した。同社はカラーコスメのOEM製造を中核事業としており、スタートアップ企業にとって難しいとされるカラーコスメ製造のノウハウを共有し、研究開発から製造、販路開拓までを一気通貫でサポートする。最大支援規模は3,000万円で、募集期間は9月14日までとし、最終審査は11月の予定。(7月8日)

PR Times:
カラーコスメ受託製造国内シェアNO.1のトキワが、“業界初”最大支援規模3,000万円の『アクセラレータープログラム』を7月から始動

■メディア・グローブ、化粧品ブランドとプレスをつなぐPR業務支援プラットフォームを発表

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出典: PR Times

アイスタイル子会社で美容専門PR会社メディア・グローブは、雑誌やデジタルメディアで美容コンテンツを発信する化粧品ブランドとプレスをつなぎ、プレスへの商品情報提供や、撮影用商品の貸出管理を効率的に行える美容PR業務支援プラットフォーム「ビューティプレスボード」を、2020年10月(予定)よりサービス開始すると発表した。これにより、新商品情報の提供やプレスからの取材依頼とその管理に係る作業工数の大幅削減、またパブリシティ掲載機会の向上などが期待できるとしている。 (7月14日)

PR Times:
(株)メディア・グローブ、化粧品ブランドとプレスを繋げるPR業務支援プラットフォーム 「ビューティプレスボード」のサービス開始

Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato)、編集部
Top image: Olga Isakova via Unsplash