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【関連記事まとめ】グーグル、AIを活用した皮膚診断判定ツールを試験導入ほか

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<2021. 5.24-5.31 BeautyTech関連記事まとめ>
グーグルは、肌の状態をより簡単に特定できるAIを活用した皮膚科診断支援ツールの試験導入を開始する。また、大手香料メーカーのIFFは、ウエルネスを向上させる香りの設計プログラムに着手。バイヤスドルフのベンチャーキャピタルは、D2Cパーソナライズスキンケアブランドに出資した。

■クリニークやセフォラ、Facebookライブストリーミングイベントに参加

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出典: Global Cosmetics News

Facebookが始めたライブコマースイベントシリーズ「Live Shopping Friday」に、ボビイ ブラウン、クリニーク、セフォラ、ダーマロジカなどの化粧品ブランドが参加を表明した。同イベントは、ハウツー動画や企業のストーリーなどをストリーミングで紹介するもので、5月22日から7月中旬まで毎週金曜日に実施する。ユーザーはライブストリーミングを視聴しながらショッピングが可能で、Facebookではファッションブランドの参加も促している。(5月21日・期間外)

Global Cosmetics News:
Bobbi Brown, Sephora And Clinique Sign Up For Facebook Live Shopping Fridays Debut

■グーグル、AIを活用した皮膚診断判定ツールを試験導入

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出典: Global Cosmetics News

グーグルは、肌の状態をより簡単に特定できる、AIを活用した皮膚科診断支援ツールの試験導入を開始する。ユーザーがスマホカメラで気になる患部の写真3枚を撮影し質問に答えると、可能性のある疾患と類似した症状の画像、皮膚科医監修の情報、よくある質問と回答が表示される。グーグルの検索エンジンで、肌、ネイル、髪に関する検索数は年間約100億回に上り、20億人が何らかの皮膚トラブルに悩んでいることから、同社では今回の支援ツールを開発した。(5月24日)

Global Cosmetics News:
Google To Pilot AI-Powered Dermatology Assist Tool

■香料メーカーIFF、ウエルネスを向上させる香りの設計プログラムに着手

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出典: Perfumer & Flavorist

大手香料メーカーのIFFは、ウエルネスをサポートする製品需要の高まりを受け、フレグランス部門でScience of Wellnessプログラムを開始した。プログラムは、フレグランスと、それが呼び起こす感情やウエルネスへの影響に関するIFFの40年以上の研究にもとづき、感情的、認知的、身体的な幸福感のサポートおよび、状態を向上させる香りづくりのガイドラインを設定するもの。同社では神経科学と消費者の知覚データの組み合わせに加え、AIを活用して、日用消費財向けのさまざまな香りを設計していくとする。(5月24日)

美容経済新聞:
米香料メーカーIFF、AIに基づく香りプログラム開始でウェルネス部門強化

■バイヤスドルフのVC会社、D2Cスキンケアブランドに出資

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出典: Global Cosmetics News

バイヤスドルフのベンチャーキャピタルであるOscar&Paulは、スキンケアのD2CブランドRoutinelyに出資した。同ブランドでは、アプリの高度なアルゴリズムにより、気温、湿度、日射量などを考慮しつつ、13種類のユニセックスのセラムから、パーソナライズした最適な組み合わせをリアルタイムで提案する。今回の出資は、バイヤスドルフのC.A.R.E.+戦略に繋がるもので、デジタル対応を加速する狙いがあるとみられる。(5月25日)

Global Cosmetics News:
Beiersdorf Invests In Bespoke Skin Care Start-Up Routinely

■ファンケル「サプリと薬の飲み合わせ検索」がスマホ対応に

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出典: PR Times

ファンケルは、健康食品と薬の飲み合わせの是非を検索する「SDIシステム」について、ユーザーがパソコンやスマートフォンでセルフチェックできるようにした。同サービスでは、ファンケルの健康食品約120種類と、日本で処方されている約3万種類の薬の飲み合わせについて検索できる。2004年のサービス開始から電話での案内を行ってきたが、利便性を高めるため、会員登録した人のオンラインでの利用を可能にした。(5月26日)

PR Times:
「サプリと薬の飲み合わせサービス」が進化

■バランスド、有機化学合成CBD原料を使用するOEM事業をスタート

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出典: PR Times

CBDブランド「WALALA」を手がけるバランスドは、ヒロインターナショナルと共同で、CBDを配合した健康食品や化粧品の国内製造をサポートするOEM事業を開始した。バランスドは、WALALAに採用している日本の法律に沿う非大麻由来の有機化学合成CBD原料を食品原料として輸入し、自社ブランドを立ち上げたい企業に向けて、CBDグミ、CBDオイル、CBD化粧品などの商品開発を支援する。(5月26日)

PR Times:
CBDブランドWALALAを展開する(株)バランスドが、有機化学合成CBD OEMビジネスを開始、CBDを配合した健康食品・化粧品を国内製造

■三越伊勢丹オンラインストア、スタッフの着用画像からの商品購入を可能に

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出典: MarkeZine

三越伊勢丹オンラインストアは、バニッシュ・スタンダードが提供するDXアプリケーションサービス「STAFF START」を実装し、スナップ機能の提供を開始した。販売員が自身のコーディネートや着用アイテムの写真を撮影し投稿すると、ユーザーはそれらの写真から気に入った商品を選び、詳細ページへ遷移して、そのまま購入にまで進めるもの。スナップ写真には、販売員の身長や着用サイズ、三越伊勢丹が提供する「骨格スタイル分析」などのコンサルティングサービス情報も記載し、コンサルティングを受けたことのあるユーザーは、店頭に足を運ばなくても自身にあったアイテムが見つけられる。(5月26日)

MarkeZine:
三越伊勢丹オンラインストア、スナップ機能を提供開始 スタッフの着用画像から商品購入が可能に

■美容業界全業種が集う「バーチャルビューティEXPO」開催

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出典: PR Times

日本美容支援協会は2021年10月18日〜22日の日程で、美容関連企業全業種が出展するバーチャル展示会「バーチャルビューティEXPO」を開催すると発表した。「情報の均一化による美容業界の発展と変革」をテーマに、MCクラフトが提供するVR展示システムを利用し、すべての講演やセミナーが無料でオンライン聴講できる。(5月27日)

PR Times:
美容業界で初の美容関連企業が 全業種集まるバーチャル展示会

Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato), 編集部
Top image: Inset Agency via Unsplash

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