BeautyTech関連記事まとめ12.12-12.18
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今週は、ピンタレストやCOSMETICS BUSINESSが2018年のビューティトレンドを発表。エスティ ローダーは、全世界の美容アドバイザーに向けてARのトレーニングツールをパーフェクトの技術サポートで開発した。AR関連では、製薬会社などのラボの作業効率を高めるツールを提供しているアプレンティスが250万ドルを調達している。
■ピンタレスト100の2018予測、美容分野のホットなキーワードは?
ピンタレストによれば、美容関連のピンは年々75%という勢いで増加している。そのピンタレストが検索結果から予測する2018年のトレンド100をカテゴリ別に発表。美容分野ではまつげやマスカラ、オイル、またはクレンジングオイル、自分の肌色にあったファンデーション、グラフィックなネイルアート、明るくビビッドなアイシャドウ、フェイシャルローラー、リップティント、など。(2017年12月12日)
allure: The Pinterest 100 Predicts the Top Beauty Trends of 2018
■アプレンティス(AR関連技術企業)が資金調達
製薬会社や美容関連企業のラボの遠隔共同作業を支援するツールや設備のトラブルシューティングをARで提供するアプレンティスがVCなどから250万円の資金調達を行った。スマートグラスのARを使用して、データの記録から、作業手順の管理、トラブルシューティングなど、研究開発を効率化できる技術に期待が寄せられている。(2017年12月13日)
GLOBAL COSMETICS NEWS:Industrial AR platform Apprentice.io receives $2.5million funding
■フィリピンの財閥系小売大手が、同国の美容ECに出資
フィリピンの国内第2位の小売りグループ、ロビンソンズ・リテール・ホールディングス(日本の大創産業との合弁会社により比国内で「ダイソー」を展開していることで知られる)が、フィリピンの美容ECサイト、BeautyMNLを運営するテイスト・セントラル・キュレーターズの株式の20%を取得したと発表。EC事業強化を急ぐ。(2017年12月14日)
Inside Retail: Robinsons Retail takes stake in beauty site
■ミクシィ、子会社を通じヘルスケアビジネスに参入
ミクシィが、株式会社スマートヘルスを子会社として設立、ヘルスケア事業に参入する。スマートフォンアプリを通じて、ユーザーの体の状態を把握、最適な運動プログラムを提案。得意分野であるコミュニケーション設計でユーザーのモチベーションをあげたり、健康データの有効活用などを視野に入れつつ、2018年内のスタートを目指す。(2017年12月14日)
ITmedia NEWS: ミクシィ、ヘルスケア事業に参入 新会社設立
■英国の美容専門メディアが2018年のグローバルビューティトレンドを予測
英国のCOSMETICS BUSINESSが予測する2018の美容トレンド。大手美容企業が、ディスラプテイブな美容スタートアップにシェアを奪われつつあり、2018年はさらにその傾向が大きくなるとした市場動向から、来年の5つの大きなトレンド、カスタマイズドコスメやパーソナライゼーション、個人の確立と多様性、よりテクノロジードリブンなショッピング体験、健康的な美の追求、メンタルヘルスとコミュニケーションといったキーワードをあげている。(2017年12月14日)
COSMETICS BUSINESS: Cosmetics Business predicts the 5 Global Beauty Trends of 2018 in new report
■エスティ ローダーが美容アドバイザーの教育にAR技術を活用
エスティ ローダーが、パーフェクト社のYouCamの技術を活用して、世界中の美容部員1万7000人にむけてスマートフォンなどのデバイスで使えるARメイクアップ教育ツールを開発。教育ツールとしてだけでなく、参加状況やパフォーマンスの把握もでき、ライブセッションの配信も可能という。(2017年12月14日)
GLOBAL COSMETICS NEWS:Estée Lauder evolves augmented reality into beauty training arena
■ @cosmeのユーザー動向、今回のキーワードは「ストレスフリー」
2012年ごろから@cosmeでも注目を集め、いまやすっかり定着したクッションファンデやステック状のアイテム。これらが受け入れられた背景として、ストレスフリーという要素が非常に大きいと感じている。リキッドファンデを使えば「手が汚れる」のがあたりまえだが、手が汚れることなく好みの仕上がりが実現できるメリットは本当に大きかった。逆にいえば、少しでも「使いづらい」などのストレスを感じさせてしまう商品は今後ますます受け入れが難しくなる可能性もありそうだ。例えばパッケージ。メイベリンのハイパータイト ライナーは筆が15度に曲がっていてとても革新的なアイテムだが、「キャップを閉め忘れてしまう」などのクチコミが散見され、いままでの習慣を変えることの難しさが垣間見える。(アイスタイル リサーチプランナー 西原羽衣子、原田彩子)
text: BeautyTech.jp 編集部