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【関連記事まとめ】米アマゾン、サロン&プロユース製品の新オンラインストアを創設ほか

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<2019. 6.25-7.1 BeautyTech関連記事まとめ>
今週は、米アマゾンがサロン&プロフェッショナルユース製品に特化した新カテゴリーストアをローンチしたほか、ユニリーバが包括的な脱プラスチック施策の新計画を発表。また、ディオールが阪急メンズ東京にメンズビューティカウンターをオープンした。

■資生堂、モデルやインフルエンサーのメイクをスマホで試せるシミュレーター公開

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出典: MarkeZine

資生堂ジャパンは、総合美容サイト「ワタシプラス by shiseido」内で、スマホでバーチャルメイクを楽しめるメイクシミュレーター「Today's Makeup Maker」を公開した。ゆうこすをはじめ、10名の人気モデルやインフルエンサーのメイクプランを、スクリーン上で自分の顔に試すことができる。ブラウザ上で動作するため、アプリのインストールは不要。表示される必要なメイクアイテムはすべて、同サイト内で購入可能。(6月21日)

MarkeZine:
資生堂、スマホ上でゆうこすなど人気インフルエンサーのメイクを試せるシミュレーター機能を公開

■類似ロゴをAIが検索、日本初の商標検索エンジンがローンチ

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出典: FashionSnap.com

Toreruは、AIを利用した無料の商標検索エンジン「Toreru商標検索」をリリースした。同サービスはAIの類似画像検索を活用し、ロゴ商標を入力すれば似ている商標を表示、絞り込み機能でさらに類似性の高いものが検索できる。これまで商標登録を調べる際は、経済産業省の商標検索サイト「J-PlatPat」を使うのが一般的だったが、専門知識や複雑な検索条件を用いる必要があった。Toreruはこうした作業を簡易化するもので、AIを活用した無料の商標検索エンジンは日本で初となる。(6月25日)

FashionSnap.com:
AIを利用した日本初の商標検索エンジンが登場、類似画像の絞り込みが可能に

■ビーティテック企業Mink、カラーメイクパウダーが作れる3Dプリンターを発表

出典: Cosmetic Business

ビューティテック企業のMinkは、プリントした画像のカラーをパウダー化し、そのままアイシャドウなどメイクとして肌にのせられる3Dプリンターを発表した。インターネットやSNSから気に入った画像をMinkアプリで取り込み、それを3Dプリンターで特殊シートに印刷・再現する。モデルのメイクアップ画像から花の写真、アートイラストなど、さまざまなものをカラーメイクに変換可能。プリンターは持ち運びできる大きさで、Minkのウェブサイトにて395ドルで販売中。(6月25 日)

Cosmetic Business:
Mink brings first-ever wearable make-up printer to market

■ディオールが史上初メンズビューティカウンターをオープン

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出典: PR Times

パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポンは、メンズユーザーを対象にした専用カウンター「阪急メンズ東京 ディオール メンズ ビューティ」を有楽町・阪急メンズ東京にオープンした。同ブランド史上初の試みとなる。取り扱う商品はフレグランス、メイクアップ、メンズスキンケアで、コンサルティングやテスターのお試しができるほか、男性から女性、女性から男性へのギフト製品もラインナップする。(6月26日)

PR Times:
有楽町・阪急メンズ東京にディオール史上初 メンズ ビューティ カウンターがオープン

■コードミー、AI×Twitterの投稿分析でストレス課題を診断、パーソナライズドアロマを提案

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出典: The Bridge

コードミーは、ユーザーのストレス課題をAIが診断し、パーソナライズされたアロマを届ける「CODE Meee ONE」をローンチした。コアターゲットは30代の男性ビジネスパーソン。ユーザーがサイト上で自分のプロフィールやストレス状況などを入力すると、3,000種類以上の調合レシピから各自の状態を改善に導く最適なアロマ3種が提案される。さらに、ユーザーのTwitterカウントを連携すれば、直近200件の投稿をAIが診断・分析し、自身も気がついていない精神状態などを割り出して、それにあったアロマ1種類も追加提案。合計4種から1つを選べる方式。購入はサブスクリプション型で、価格は1カ月1,800円。(6月27日)

The Bridge:
直近のつぶやきからストレス課題をAI診断、3,000種類以上からパーソナライズされたアロマを届けてくれる「CODE Meee ONE」が正式ローンチ

■米アマゾン、サロン&プロフェッショナルユース製品の新カテゴリーストアをローンチ

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出典: Global Cosmetics News

米アマゾンは、ヘアスタイリストや理容師、エステティシャンなどプロフェッショナル向け製品に特化したオンラインストア「Amazon Professional Beauty」を立ち上げた。このニュースの発表により、化粧品小売のSally Holdings IncやUlta Beautyの株価はそれぞれ17%、2.6%下落した。同店から商品を購入する際、ユーザーは美容師免許などの資格を提示する必要があるものの、大手アマゾンがニッチマーケットに参入したことで、化粧品小売専門店へ及ぼす影響は少なくないとの観測が広がっている。(6月27日)

Global Cosmetics News:
Beauty Retailers Suffer As Amazon Expands Into Specialized Markets

■ユニリーバ、脱プラスチック施策の新計画を発表

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出典: WWD Japan

ユニリーバ・ジャパンは、CSR活動の新計画「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」を発表、脱プラスチックに包括的にアプローチする指針を明らかにした。ラックス、ダヴ、クリアの3ブランドを皮切りに、再生プラスチックを最大95%使用した新パッケージに順次切り替える。さらに、技術的に切り替えが困難な着色剤などの添加物を除き、2020年までにPET素材ボトルを100%再生プラスチックに差し替える。これにより、年間5,200万本相当のボトルを資源として利用できるほか、1,300トンのCO2排出が削減できる見込み。(6月27日)

WWD Japan:
ユニリーバが「化粧品業界国内最大級」の脱プラ施策発表 8月から順次実施

■体重や骨量など9種類の身体データをアプリで管理可能なスマート体重計発売

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出典: PR Times

IoTショールーム「+Style」は、9種類の身体データをアプリ上で管理できるスマート体重計「MINIMI Smart Body Scale」の7月中旬からの発売に向け予約受付を開始した。取得できるデータは、体重、骨量、BMI、筋肉量、BMR(基礎代謝率)、水分量、内臓脂肪、体脂肪、代謝年齢で、スマホとBluetoothで接続し、アプリ「NOERDEN」でデータ管理をする。各種データの推移がグラフとして表示されるほか、目標数値の設定もできる。発売済みのスマートウォッチ「LIFE2/LIFE2+」「MATE2」と同じアプリを使うため、ヘルスケア関連のデータを一元管理することも可能。(6月27日)

PR Times :
+Style、体重から骨量まで9種類のデータをアプリ管理可能なスマート体重計「MINIMI Smart Body Scale」を発売

Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato), 編集部
Top image: Jakub Jacobsky via Unsplash

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