「浸透しつつあるフェムテック・セクシャルウエルネス」:Summer Special その3
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「浸透しつつあるフェムテック・セクシャルウエルネス」:Summer Special その3

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感染力の強いデルタ株の蔓延、若年層の重症化懸念など「ポストコロナ」が不透明な状況で迎えた2021年の夏休み期間。BeautyTech.jpではここ数カ月の美容業界の動きを振り返るキーワード3つを選出して、関連記事をまとめて紹介する。最終回の第3回は「浸透しつつあるフェムテックやセクシャルウエルネス」だ。

日本企業の福利厚生にも、フェムテック系のサービスが浸透中

生理、妊娠、更年期などにまつわる、女性の健康課題をテクノロジーで解決するためのサービスやプロダクツを指す「フェムテック」。女性の肌のコンディションが生理周期にあわせて変化することなどを考えると、美容と近しい領域であり、美容業界こそ目を向けるべきだろう。

2018年頃から、欧米ではフェムテックが盛り上がりをみせ、時をおかずして、日本国内からもフェムテックやフェムケアをうたうスタートアップや企業が登場、その数は2020年秋には約100サービスにまで拡大している。女性ホルモンの数値を自宅でセルフチェックできる「canvas」や、企業向け更年期相談サービス「TRULY チャット相談 for Business」などのように、企業が従業員の福利厚生制度として取り入れられる法人プランも活発化してきている。

SOMPOひまわり生命が2021年3月に全国の女性1,000人を対象に実施した調査によると、フェムテックという言葉の認知率はいまだ2%に満たないが、全体の25%超の人がフェムテックとは意識せずとも何らかの関連サービスを使用しており、その意味では、日本でも一般化しつつあるといえるだろう。

また、パンデミックにより非接触や遠隔でのコミュニケーションを余儀なくされたことから、性的欲求をテクノロジーでサポートする「セックステック」や、セクシュアリティにおいても、身体的、感情的、精神的、社会的に健康な状態を追求する「セクシャルウエルネス」に対する認知と理解が世界的に進んだ。

日本にも欧米で高い知名度をもつセックステックブランド「Lovense」が上陸したり、伊勢丹新宿店本館1階で、セルフプレジャーアイテムを含むフェムテックのポップアップストアが開設されるなど、これまでタブー視されていた女性のセクシャルウエルネスをエンパワーする動きが広がっている。

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PH888 via Shutterstock

★ 国内のフェムテック系福利厚生サービス

■ フェムテック系福利厚生サービスは健康経営に必須、女性や家族の選択肢を拡大へ

■ 日本発の本格的なホルモン検査サービス「canvas」女性の健康管理支援に企業も注目

■ 丸紅がフェムテック関連事業参入へ。福利厚生に不妊治療など、日本企業の動向

★フェムテック関連イベントからみえるインサイト

■ 日本のフェムテック急成長へ。CICTokyoや伊勢丹新宿店1階でのイベントが物語ること

■ PMSによる日本の経済損失6兆円、フェムテックで解決なるか。国内外サービスの試み

■ フェムテックは「日常」に。美容、医療とのつながりと実証データ、女性たちのインサイト

★コミュニケーションも含むセクシャルウエルネス

■ 「Lovense」が日本上陸、遠隔セクシャルコミュニケーションがもたらす人の幸福感

■ セクシャルウェルネスの性差を解消、欧米の大人向け "性教育フェムテック"の動き

Text: 大塚愛(Megumi Otsuka)
Top image: Paewl Czerwinski via Unsplash

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