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「サイエンティフィック・プルーフな製品開発」【GW Special その1】

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世界的にアフターコロナのフェーズを迎えた現在、フィジカルな交流をもたらす実店舗の価値が見直される一方で、ここ数年で一気に加速したデジタル化の流れが後戻りをすることはない。AIをはじめとするテクノロジーを、この先、人間がどのように使いこなしていくのかが問われるなか、2023年のゴールデンウィーク、BeautyTech.jpではこの半年ほどの美容業界の動きを追うキーワード3つを選出して、関連記事をまとめて紹介する。第1回は「サイエンティフィック・プルーフな製品開発」だ。

長引いた新型コロナによる美容意識や行動変化のひとつに、消費者の「美容医療への関心の高まり」が挙げられる。外出の機会が減り、ベースメイクが薄くなったことで、シミ・しわなどが気になるようになり、マスク生活やリモート生活を利用して美容医療を経験する人が増えた。

株式会社アイスタイルが2022年1月に15~59歳の@cosmeメンバー1万人に実施した調査によると、顔の「美容医療・整形」経験者は約3割で、その9割弱がスキンケア系目的(毛穴、シミ取り、しわ取りなど)だという。また、経験者の7割は「施術後の効果を継続させたいという気持ちが高まった」と回答しており、日常使いの化粧品でも確かな効果を実感できる「最先端の技術や成分」や「ドクターズコスメ」を求める声も高まっているとされる。

こうした流れのなかで今後ますます重要視されるのが、科学的根拠に基づいて効果が実証された化粧品(Evidence Based Cosmetics)開発だ。研究機関や大学での基礎研究成果や独自技術を用いたサイエンティフィック・プルーフな製品開発に取り組む企業が国内外で登場し、注目を集めている。

■関連URL

●大学や研究機関からスピンオフした企業による商品開発

●最先端の薬物伝達技術を化粧品に応用した商品開発

●独自のアップサイクリング技術で化粧品原料から開発

Text:小野梨奈(Lina Ono)
Top image:Martin Adams via Unsplash


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