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FaB Asia、起業家とVCが語るアジアにおける美容とファッションの市場トレンド

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FaB Asiaでは、アジアを拠点に活躍するスタートアップやVC、あるいは自身がアジア系であるなど、アジアと関連の深い4社のVCと4名のスタートアップ代表が集い、ファッションとビューティ領域におけるアジア市場の今とこれからが語られた。各国事情の紹介から、世界共通課題としてのサステナビリティまで、セッションの模様をレポートする。

アジアに関係の深い起業家とVCが集うFaB Asia

2021年9月22日(日本時間)、美容とファッション業界にテクノロジーで新しい価値を創造する起業家と投資家のコミュニティFaB(Fashion and BeautyTech)アジア支部によるウェビナーが開催された。

ホストは、FaBの創設者で投資家でもある元ランコムCEOのオディール・ルジョル(Odile Roujol)氏、VC igniteXL venturesの創業パートナーのクレア・チャン(Claire Chang)氏、FaB東京支部長で、サンフランシスコを拠点に北米向けに日本のコスメを販売するECサイト「Cosme Hunt」を運営する高橋クロエ氏、そして、FaBシンガポール支部長でウォーターレスの化粧品を提案する「Bhuman」の創業者、イーリー・リー(Yeeli Lee)氏が務めた。韓国、中国、シンガポール、日本、米国、フランスと世界各地に散らばるFaB Asiaのメンバー及び視聴者が一堂に会するグローバルなウェビナーとなった。

ウェビナーのタイトルは「私たちの将来を形作る起業家とベンチャーキャピタル(The founders and VCs shaping our future)」と題され、VCが登壇する前半と起業家がパネラーとなる後半の2部構成とし、それぞれの視点からアジア各国における美容・ファッション業界の現状および将来についての考察が行われた。

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出典:FaB公式サイト

VCが投資したいファッションテックベンチャーとは

「アジアで規模を拡大。グローバルブランドの構築」と題されたパネル1では、イーリー・リー氏がモデレーターとなり、美容・ファッション市場に精通した4名の投資家にスタートアップが成功するためのヒントを聞いた。

まず、シンガポールをベースに、アジア、欧州、イスラエルなど世界のアーリーステージのファッションテック企業に投資する Lyra Ventures のジェネラルパートナー 中村玲奈氏が、業界の現状と需要についてのインサイトを披露した。

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