化粧品展メイン

美容機器も韓国がおもちゃ箱のようで面白い。第6回 国際化粧品展レポート

New English article
◆ 新着記事をお届けします。以下のリンクからご登録ください。
Facebookページメルマガ(隔週火曜日配信)
LINE:https://line.me/R/ti/p/%40sqf5598o

国内化粧品関連の展示会で最大規模と言われる「第6回化粧品展~COSME TOKYO2018」。新ブランドを立ち上げたばかりの海外の新興企業の出展も多くあり、200社を超える企業が、日本未上陸ブランド(約450)を携え参加した。その中からTechとまではいかないが、気になった美容機器と、日本でもブレイクしそうなコスメを紹介したい。

出典:COSME TOKYO

今年で6回目になる国際化粧品展、回を重ねるごとに毎年韓国企業が増えている実感はあったが、今年はおおよそ8割が韓国企業だ。残り2割が、米国、東南アジア、日本といったところである。

その韓国企業はどこも本当によく勉強しており、かつアグレッシブだ。まず、参加者に声をかけブースに引き込み、バイヤーなら百貨店なのか雑貨店なのかなどたずね、それぞれの特性にあった売り方を提案する。メディアもどういうメディアか確認したうえで「こう書くといい」「こんなふうにインスタ映えするよ」など、たどたどしいが熱意をおびた日本語で説明する。その気迫というか意気に思わず足を止めて聞き入ってしまう。

その一方で、米国ブランドのブースは涼しい顔で「来たい人だけ来ればいい」感じであり(一部、コスプレ攻勢のブランドもあったが)、東南アジアブランドは、お昼どきだったせいもあるが担当者はお弁当を食べていることが多かった。スタッフ同士仲良くおしゃべりに高じているが、参加者が声をかければ同じようにフレンドリーに接してくれる。

そんな感じなのでどうしても韓国ブランドばかり見てしまうのだが、実際にも韓国ブランドがよくトレンドを研究して短い期間で次々製品を作り出しているイメージだ。今回は、BeautyTech.jpの取材なので、「美容機器」はないかと探して回った。数は少なかったが結果はやっぱり韓国ブランドが面白い。ついでに日本でもヒットしそうな韓国コスメもピックアップした。どこかおもちゃ箱のような楽しさがあるのが、いまの韓国コスメの勢いだ。

微細電流により、自宅で医療レベルのケアが実現するシートマスク

画像1

FRANZ/Active Ingredients Infusion Dual Mask System 
バイオセンサー研究所株式会社
http://www.franzskincare.com/

ここから先は

4,634字 / 11画像

このマガジンを購読すると、バックナンバー記事を制限なくご覧いただくことができます。

BeautyTech.jpは最新1カ月の記事は無料、それ以前の記事は全文閲覧が有料です。「バックナンバー読み放題プラン」をご利用ください。

このマガジンを購読すると、バックナンバー記事を制限なくご覧いただくことができます。

「バックナンバー読み放題プラン」の法人・企業様向けプランです。社内限定で転用・共有していただけます。