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コスマックス、アモーレパシフィックなどが牽引、韓国のマイクロバイオームトレンド

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マイクロバイオーム化粧品の世界的トレンドが加速するなか、韓国でも大手メーカーやOEM企業を中心とした研究開発・製品化の動きが活発になっている。現地報道や各企業の発表から韓国のマイクロバイオーム最新事情をレポートする。

72件の関連特許で先行する大手OEMコスマックス

韓国の化粧品専門メディアCOS’INは、2022年末に2023年の化粧品研究開発に関するトレンド調査を行った。化粧品会社の研究員、原料企業従事者、化粧品学科の教授など、研究開発分野関係者121人を対象に行われた同アンケート調査では、「マイクロバイオーム」が「ヴィーガン」に次いで2023年の主要な研究イシューとして選出された。

同じくビューティ専門メディアBeautynuriも、グローバルトレンド分析企業WGSNの国内担当者の発表を引用しながら関連キーワードの検索量増加を指摘。韓国国内において「今年注目される化粧品トレンドは『マイクロバイオーム』に要約される」と強調している。

マイクロバイオームとは、微生物叢とも呼ばれ、人体や動植物、また土壌、海など自然環境に生息する微生物の総体のことで、またその遺伝情報全体を指す言葉だ。これまで、マイクロバイオーム市場はヘルスケア領域や健康機能食品を中心に広がりをみせてきたが、近年では肌の健康との関連性が注目され、化粧品業界においても関連分野の研究成果の発表および製品開発が相次いでいる。欧米や日本でも注目のマイクロバイオームだが、韓国化粧品業界においても同様に研究や製品開発が加速している。

韓国国内で化粧品業界におけるマイクロバイオーム分野の先行企業として最も高い評価を受けているのが、OEM企業コスマックスだ。2022年上半期までの時点で72件のマイクロバイオーム関連特許を出願し、32件の登録を完了している。

コスマックスは皮膚マイクロバイオームと皮膚老化の相関関係を立証。2019年に若年齢層の女性の肌からコード名「Strain CX」系列の常在菌を発見し、同社がいうところのマイクロバイオームにおける”世界初の抗老化原料” として発売している。また、同研究結果をベースに皮膚に有益な菌を確保するための培養液「Strain-COSMAX」も開発した。

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