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【関連記事まとめ】@cosme SHOPPING、STAFF START導入、美容部員の投稿を開始ほか

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<2021. 4.12-4.19 BeautyTech関連記事まとめ>
ECサイト「@cosme SHOPPING」がSTAFF STARTを導入、化粧品ブランドの美容部員や実店舗@cosme STOREスタッフの投稿によるデジタル接客を開始した。また、花王は美容カウンセリング会社を1つに統合した。ノーベル賞素材のグラフェンを使用した電子ビューティーマスクが登場したほか、韓国コスメの紹介サイト「FREECO」の運営会社が資金調達を行った。

■独フェムテックのClue、デジタル避妊ツールの米FDA認可を取得

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出典: Tech Crunch Japan

月経周期予測アプリを運営するドイツのフェムテック企業Clueは、新しいデジタル避妊アプリ「Clue Birth Control」を2021年内に米国で展開する予定で、米国食品医薬局(FDA)の承認を取得した。同アプリは、ユーザーが毎日体温測定をする必要がなく、生理開始日を入力するだけで、排卵日を統計的に予測し、避妊および妊活ツールとして機能させることができる。同社の月経周期予測アプリは、約1,300万人に使われている。(4月12日)

Tech Crunch Japan:
フェムテックのパイオニアClueのデジタル避妊ツールが米食品医薬品局の認可を取得

■博報堂、美容に関する生活者のSDGsアクションを促進するプラットフォームを開始

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出典: PR Times

博報堂は、生活者の美容に関するSDGsアクションを広げるプラットフォーム「未来を変えるキレイを。EARTH MALL BEAUTIES」の提供を開始した。同社では生活者の行動をSDGsアクションに変えていくプラットフォーム「EARTH MALL」を展開しており、その第三弾として、同サイトを立ち上げた。定量調査をもとに美容関連製品購買時の環境・社会意識を分析して、生活者を5つのクラスターに分類した「サステナブルな美容クラスター」を活用し、生活者が環境に配慮した商品を知り、選び、買うことをサポートするコンテンツやプログラムを提供していく。(4月12日)

PR Times:
博報堂、生活者の美容に関するSDGsアクションを広げるプラットフォーム「EARTH MALL BEAUTIES」の提供を開始 “サステナブルな美容クラスター”を活用して多様なプログラムを創出

■花王、美容カウンセリング会社を1つに統合

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出典: 週刊粧業

花王は、グループ傘下の美容カウンセリング企業、ソフィーナビューティカウンセリングとカネボウビューティカウンセリングを統合し、「花王ビューティブランズカウンセリング」を設立した。同社は2018年に定めた成長戦略として、ソフィーナ、キュレルなど5つの事業体の一帯運営を段階的に進めている。今回の統合で、美容部員によるカウンセリング活動を通じて、花王が有するブランドの世界観・価値観の伝達と、愛用者の維持・拡大の活動を強化していくとする。(4月13日)

週刊粧業:
花王、美容カウンセリング会社を一社化

■@cosme SHOPPING、STAFF STARTを導入、美容部員による投稿をスタート

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出典: MarkeZine

アイスタイルが運営するECサイト「@cosme SHOPPING」は、バニッシュ・スタンダードが運営する「STAFF START」を導入した。STAFF STARTは、店舗のスタッフが自社ECサイトやSNS上でデジタル接客できるツールで、これにより、化粧品ブランドの美容部員による自社ECでの発信が@cosme SHOPPINGに同時投稿されるほか、実店舗@cosme STOREのスタッフによる投稿もスタートした。(4月14日)

MarkeZine:
@cosme SHOPPING、STAFF STARTを導入 ECサイト内で美容部員による投稿を開始

■ノーベル賞素材グラフェンを使用した電子ビューティーマスク登場

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出典: @Press

未来エステ研究所は、グラフェンを利用した世界初の電子マスク「TENSビューティーマスク」を発売した。グラフェンは柔軟性・伸縮性を持った電気の良導体で、過去にはグラフェンの研究者がノーベル賞を受賞したことがある。同製品はグラフェンをシリコン素材のマスクにメッシュ状にはり巡らせてマスク全体に微弱電流を流し、美容エッセンスを肌に導入する効果をアップさせるもの。(4月14日)

@Press:
ノーベル賞素材から生まれた、世界初“グラフェン”電子マスク 『TENSビューティーマスク』新発売

■ルイ・ヴィトン、中国JD.COMと提携

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出典: WWDJAPAN.com

ルイ・ヴィトンは、中国第2位のEC企業であるJD.COMと提携した。JD.COMのアプリ内で「LV」と検索すると、WeChat上のルイ・ヴィトン公式ミニプログラムストアに誘導される。ルイ・ヴィトンはこれまで直営店と自社ECのみで販売されてきたが、2021年第1四半期の売上高は前年同期比31.7%増で、そのうち約4割を中国などのアジア地域が占めている。JD.COMは約4億7,000万の年間アクティブユーザーを有しており、今回の提携でルイ・ヴィトンは中国市場でのリーチ拡大を期待している。(4月15日)

WWDJAPAN.com:
「ルイ・ヴィトン」、中国第2位のEC企業JDドットコムと提携

■韓国コスメ紹介サイト「FREECO」の運営会社が資金調達

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出典: PR Times

韓国コスメ7万種類以上の成分情報や人気ランキングを日本のユーザー向けに紹介するK Beautyプラットフォーム「FREECO」を運営するELINHAは、TBTからシリーズA投資を受けた。同サイトは2020年にローンチ以来、累積ダウンロード数は18万回を突破し、コスメ情報に加えて、割引価格で韓国コスメを販売する「ホットディール」サービスもある。2020年の韓国コスメの日本輸出額は前年比58.5%増の約689億円で、年々増加傾向にある。(4月15日)

PR Times:
K Beauty(韓国コスメ)プラットフォーム「FREECO」の運営会社「ELINHA」が、第三者割当による資金調達を実施

■パンテーンのプロジェクト、LGBTQ+フレンドリーサロンが全国1,188店舗に

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出典: PR Times

P&Gのヘアケアブランド、パンテーンの「#PrideHair サロン」プロジェクトで、日本国内においてLGBTQ+フレンドリーを表明する賛同サロンが36企業1,188店舗となった。パンテーンでは、LGBTQ+を含むすべての人が自分らしい髪で自分らしい日常生活が送れることを目指す「#PrideHair」プロジェクトを2020年秋より実施。黒いひっつめ髪に象徴される「就活ヘア」や、地毛なのに黒染めを強要される「地毛証明書」などの同調圧力について考えるとともに、LGBTQ+の人々が自分を偽らずに表現することをサポートするヘアサロンの募集に加え、「ヘアサロン向けLGBTQ+フレンドリーマニュアル」の作成と普及を行っている。(4月15日)

PR Times:
パンテーン『#PrideHair サロン』プロジェクト1,188店舗の美容室がLGBTQ+フレンドリーサロンとして賛同

Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato), 編集部
Top image: Melanie Kreutz via Unsplash

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