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年末からお正月にかけて、2018年のトレンド予測記事がまたいくつか発表された。「VOGUE」の2018年ビューティートレンド予測、「Fobes」からは、世界を変える30代未満の若者たち。化粧品業界やファッション業界の新トレンドのキーワードは「ミレニアル」・「抗環境汚染」だ。映画の登場人物になりきってメイクすることができるARアプリも登場した。

■ 日本の古典的な美に注目!?「 VOGUE」2018年ビューティートレンド予測(12月29日)

英版「VOGUE」が発表した2018年の5つビューティートレンド予測の日本語記事。「韓国に取って代わる日本の美容業界」「ナチュラルからクリーンへ」「美容法はよりシンプルに」「環境汚染対策コスメ」「ブランドは包括性を重視」、これらのトレンドの中でも注目は、昨年世界を席巻した韓国コスメブームから日本コスメが巻き返しを図るのではないかというもの。簡素や渋み、静寂といった日本の古典的な美の原則が注目を集めるという。コスメアイテムでは、シリコン、パラベン、硫酸塩などの有害な原材料を含まない「クリーン」なブランドが、自然派のみならず、あらゆる層に当たり前に求められるようになるだろうと予測した。

VOGUE: 2018年ビューティートレンド予測5

■2017年の世帯支出、化粧品が婦人服を超える

総務省の家計調査によると、2017年の家庭の支出の内訳で、化粧水や乳液、口紅などの化粧品の支出額が婦人服よりも高くなる見通しとなった。婦人服への支出は減少の一途をたどり、バブル期の半分にまで減少。一方、化粧品はバブル期と支出額は変わらないものの、婦人服との差が徐々に縮まり、2017年にはわずかながら、婦人服の支出額を初めて上回った。(2017年12月29日)

日本経済新聞: 化粧品、婦人服上回る 17年世帯支出が逆転へ

■ フォーブス、世界を変える「30代未満の若手」発表

フォーブスは、1年に1度スポーツやアート、テックなど、20の業界において、今後の活躍が期待される30歳未満の若手を選出している。女性に注目してみると、この度、アート&スタイル部門に選ばれたのは、スーパーモデルのKarlie Kloss。25歳ながら、年収は1000万ドル(約11億円)。テクノロジーに関心が高いことでも知られており、非営利団体を運営し、自己資金も投入して若い女性にプログラミングの指導を行っている。小売&Eコマース部門では、26歳のSeema Bansalが特許取得済みのワックス加工テクノロジーで、1年間水をあげなくても枯れないバラを販売。2017年の売上は7500万ドル(約85億円)を見込む。社会起業家部門では、スマホのテキストメッセージを通じて、学生に適切な金融知識を提供し、米国の学生ローン危機の問題に挑むNextGenVest社のKelly Peelerが選ばれている。(2018年1月3日)

Foebes: 世界を変える「30歳以下の女性」 モデルから社会起業家まで

■ SmashBoxのVP、Jillが語る「最先端なビューティーブランドであるには」

出典:Cosmetics Business

マックス・ファクター創始者のひ孫がプロデュースするメイクブランドSmash Boxが、3Dプリンターで作ったリップを店内で提供することを発表し、美容業界で大きな話題となった。このSmashboxの製品開発・イノベーション部門のヴァイスプレジデントJill Tomandlが美容業界の先端をいくために何をすべきかを語った。消費者はオンラインでブランドや製品を調べているため、サイト上でバーチャルで試せるツールの重要性や、インフルエンサーがトレンドを牽引しているため、開発から市場投入までのスピード感、ストーリーのあるパッケージや商品背景などが大事だという。今年のメイクトレンドについては、虹色や光沢感のある肌づくりと、色についてはウルトラバイオレット、ミレニアルピンク、Gen Z イエロー、青緑色などが流行すると予測している。(2018年1月3日)

Cosmetics Business:[Smashbox's VP of Product Development on the future of beauty retail]

■ 映画「Pitch Perfect 3」の登場人物になりきれるバーチャルメイクアップアプリ

出典:COSMETICS TECHNOLOGY

メイクアップ写真加工アプリ「YouCam Makeup」を提供するPerfect Corporationは、NBCユニバーサルと提携し、映画「Pitch Perfect 3」をテーマにしたAR体験ができるサービスを「YouCam Makeup」アプリ内で開始した。「Pitch Perfect 3」サービスでは、物語に登場するBeca、Fat Amy、Emily、Audrey、Chloe、Calamity、Lilly、Cynthia Rosemp、8キャラクターのメイクを体験することができる。Perfect CorporationのCEOは「スマートフォン上でのヴァーチャルな体験を通して、魅力的な視聴者体験を提供する」と語った。(2017年1月3日)

COSMETICS TECHNOLOGY:YouCam Makeup to offer Pitch Perfect 3 themed AR experience

■ アジアの化粧品業界のトレンドは「大気汚染から肌を守る」

韓国や日本を中心とするアジアの化粧品会社は、大気汚染などによって肌に起こるリスクに対抗する「抗大気汚染(アンチポリューション)」スキンケアへの取り組みを強化している。たとえば、韓国ブランド、ラネージュの抗大気汚染商品「アンチポリューション ディフェンサー」は紫外線とほこりから肌を守る美容液。KENZOKIは、日中に受けた紫外線の効果を緩和するアンチエイジングナイトマスク、シュウ ウエムラは、大気に触れることで生成されるたんぱく質を除去し大気汚染から肌を守るエキス入りのクレンジングオイルを、韓国のTony Moly、ほこりや汚染物質から肌を守るクリームを発売している。(2018年1月3日)

Forbes:大気汚染から肌を守る」アジアの化粧品業界の新トレンド

■H&M ミレニアル世代をターゲットにした新ブランド「Nyden」発表

出典:GLOSSY

ファストファッションの「H&M」が1980年代から2000年前後に生まれたミレニアル世代をターゲットにしたブランド「Nyden」を近々始動させるようだ。ブランド名の”Ny"は スウェーデン語で"new"を意味し、 "den"は同じく"it"の意味をあらわしているという。クリエイティブディレクターは、「H&M」のさまざまな部署で活躍してきたOscar Olson。女優のNoomi RapaceやタトゥーアーティストのDr.Wooなど、ミレニアル世代を代表する人々とコラボレーションし、「手頃な価格のラグジュアリー」をコンセプトに共同制作をしていくといい、オンラインやポップアップイベントを中心に展開される予定。Instagramのアカウントは12月15日に開設され、すでに9,000を超えている。(2018年1月4日)

GLOSSY:With Nyden, H&M tests a brand designed to attract millennial

■@cosmeのユーザー動向、今回のキーワードは「限界コスメ」

@cosmeのクチコミもそうだが、コスメの話題はコスメ愛が強い女子たちのためであり、コスメ好きでなければ発言しにくいものだ。このことは同時に、日本女性がいかに「女性は化粧をすべき、美しくあるべき」というジェンダー性にしばられているかを表しているとも言える。ところが最近、「限界コスメ(限界までお金をかけないコスメ)」「推しにしか金をかけたくない(自分の趣味にしかお金を使いたくない)」、仕方なく化粧をしている「渋々層」のネットでの発言が共感を呼んでいるようだ。彼女たちは価格を理由に化粧品以外のものを代用する(例えば眉を鉛筆で描いたり、油性ペンでアイライナーをひいたり)。SNSの普及や価値観の多様化で従来マイノリティだった「渋々層」も発言力を増す時代が来るかもしれない。彼らの声に耳を傾け、化粧が好きじゃなくても、苦手でも、キレイになれて、かつ限界まで安価なコスメが必要な時代が到来しそうだ。(アイスタイル リサーチプランナー 西原羽衣子、原田彩子)

text: 林 美由紀(Miyuki Hayashi)、編集部

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