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【関連記事まとめ】ロレアルがAI搭載の肌診断ツール発表ほか

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<2019. 2.19-9.25 BeautyTech関連記事まとめ>
今週は、ロレアルがAI技術を活用した肌診断ツールを公開。傘下のブランドは髪色を試せるARツールを発表するなど、ロレアルグループの動きが目立った。また、オーストラリアで化粧品の動物実験を禁止する法案が政府議会を通過。世界的な動物実験廃止へのムーブメントを加速させるかに注目が集まる。

■DMMオンラインサロンで、美容学生と美容業界を繋ぐコミュニティがオープン

出典: PR Times

同じ趣味や目的を持つ仲間が集う月額会員制のオンラインコミュニティサービス「DMM オンラインサロン」を展開するDMM.comは、MAKE.TOKYOと共同で、美容学生とプロのネイリストやメイクアップアーティストといった美容業界全体を繋ぐオンラインコミュニティ「BEAUTY TRIBE」をオープンした。同コミュニティの目的は、美容業界が一体となり、技術や仕事の姿勢など、さまざまな美容に関する議論を自由に楽しむこと。美容学生と将来美容業界に就職を考えている人は無料で参加できる。トップアーティストが講師をつとめるイベントを定期的に開催し、ライブ配信やアーカイブ動画も視聴できる。(2月19日)

PR Times:
DMM オンラインサロンにて美容学生と美容業界全体を繋ぐコミュニティ『BEAUTY TRIBE 』が始動!!

■病気検索ほか、医療情報を検索できるスマホアプリがローンチ

出典: Tech Crunch

メディカルノートは、専門医による執筆やインタビューを元にした、医療情報を提供するヘルスケアプラットフォーム「メディカルノート」のスマホアプリをローンチした。同社は2015年創業のスタートアップで、症例や治療例、臨床経験などの医療情報を提供。インタビュー総数は1,600本以上になる。同アプリには、1,800件から疾患を検索できる「病気・症状辞典」のほか、専門医もいる医療チームへ直接相談して回答を得られる「医療相談」、エリアや診療科で検索できる「病院検索」などの機能がある。基本的に無料で利用可能。(2月19日)

Tech Crunch:
約1800件の疾患、1600本超の医師への取材から医療情報を探せるスマホアプリ

■パーソナライズされた化粧品サンプル提供ツール「Odore」、ディスペンサー企業と提携

出典: Cosmetics Business

ショップやホテル、デパートなどに設置されたデバイスから、香りの好みを尋ねるアンケートに答えると、各自にぴったりの香水の無料サンプルがもらえるサービスを提供する英国企業Odoreは、大手化粧品サンプルメーカーのAptarと提携した。Aptarはディオール、エスティ ローダー、コティなどの化粧品ブランドを顧客に持ち、これによりOdoreは提案可能なサンプルの選択肢が広くなる。一方、Aptarは消費者が楽しめるインタラクティブな体験を通じて、パーソナライズされたより適切なサンプルを渡すことでマーケティングの向上につながると期待される。(2月20日)

Cosmetics Business:
Odore partners with Aptar to tap into demand for personalised sampling

■ロレアル、AIを活用した肌診断ツールを公開

出典: Cosmetics Business

ロレアルと同社が買収したModifaceは、AI技術を活用した新しい肌診断ツール「Vichy SkinConsult」を公開した。同ツールは、肌タイプにあわせて的確な肌診断をし、ロレアル傘下のスキンケアブランド「Vichy」の商品を推奨するというもの。ベースとなるデータは、日本、フランス、中国、インド、米国の各国から、アジア、コーカサス(白人)、アフリカの3つの人種で女性の顔写真6,000枚以上を収集して設計された。ユーザーが顔写真を同ブランドのウェブサイトからアップロードすると、シワやシミ、毛穴などの診断結果が表示され、それぞれの肌コンディションに適した商品が提案される。同サービスは2019年1月にカナダでローンチされ、2019年後半には世界中のVichyサイトで展開される予定。(2月20日)

Cosmetics Business:
L’Oréal adds to saturated market of AI skin diagnostic tools

■オーストラリア、化粧品の動物実験を禁止する法案が上院を通過

出典: Global Cosmetics News

オーストラリアの上院は、化粧品の動物実験を禁止する法案「Industrial Chemical Bill 2017」を通過させた。政府はヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルと共同で11の改正を行い、すべての化粧品の原料も同法案の対象となる。また動物実験のデータを使用した化粧品原料の同国への輸入も禁止される。30年前から動物実験禁止を強く訴えて活動してきたザ・ボディショップは「オーストラリアで法案が通過したのは素晴らしい進歩だ」とコメントしている。(2月20日)

Global Cosmetics News:
Australia passes landmark bill to ban animal testing on cosmetics

■アモーレパシフィックがA.S.Watsonと連携、アジア、ヨーロッパ市場へ強化

出典: Global Cosmetics News

Kビューティのアモーレパシフィックグループは、美容・健康の小売大手A.S. Watsonとグローバルパートナーシップを結んだ。A.S.Watsonはアジアとヨーロッパにおいて、オフライン、オンラインともに広大な流通ネットワークを持っている。今回の提携によってアモーレグループは、ブランドの国外での展開をさらに広げるとともに事業の拡大をめざす。両社の提携関係は過去にもあり、A.S.WatsonがアモーレパシフィックのボタニカルスキンケアブランドMamondeやヘアケアブランドRYO、Mise-En-Sceneのアジア展開に協力した。(2月19日)

Global Cosmetics News:
Amorepacific Group widens reach in Asia and Europe with A.S. Watson partnership

■ロレアル、ヘアカラーをバーチャルに試せるARツールを米国のドラッグストアに導入

出典: 美容経済新聞

ロレアルはGarnierのヘアケア製品を対象にした、AR技術搭載のヘアカラー選択ツール「バーチャルシェードセレクター」を米国の小売店に導入すると発表した。同サービスは、ロレアル傘下のARテクノロジーのプロバイダーModifaceが開発したもの。消費者は自分の好みの色を、携帯などからアプリを通じて試すことができる。対象は、Garnierブランドの「Nutrisse」、「Olia」、「Color Sensation」のヘアカラー。同サービスはカリフォルニアやニューヨークなどアメリカの一部地域のドラッグストアで3月より導入される予定だ。(2月20日)

美容経済新聞:
アメリカでヘアカラー選びにARアプリを導入

■楽天、中国JDドットコムと連携、日本初の完全無人配送を推進

出典: WWD Japan

楽天は、完全無人配送サービスの確立に向けて、中国の大手ECサイト「JDドットコム(JD.com)」を運営する京東集団と業務提携を結んだ。楽天は2015年からドローン開発に取り組み無人配送をめざしてきたが、すでに中国の8つの省でドローン配送を実用化するなど、“スマート物流”分野の世界トップ企業である京東集団と提携し、同社の最新鋭ドローンと地上配送ロボットを導入することで、日本国内での無人配送サービスの完成を急ぐ。早ければ2019年内にも、山間部や遠隔地へのドローンを利用した定期便の就航をめざす。(2月20日)

WWD Japan:
楽天が中国JDドットコムとタッグ 日本初「完全無人配送」を目指す

■ 弓気田みずほの“新ブランド”診断

◯今回のブランド / 企業
 だいじょうぶなもの / たかくら新産業

◯発表会日時 / 会場
 2019年2月5日 / hanami(東京・表参道)

左から「だいじょうぶなもの」
有機植物発酵エキスと
ワイルドシーベリージュース 
出典:だいじょうぶなもの公式サイト

◯診断レポート
天然精油入りのマスク用スプレーや、セックス時のデリケートゾーンに潤いを与えるbdaジェリーローションなど、リアルな生活シーンで活躍する骨太なナチュラルオーガニックアイテムを世に出してきた「たかくら新産業」が、ついに食のカテゴリーに本格参入した。クラウドファンディングで立ち上げた「だいじょうぶなもの」プロジェクトの第1弾として発表されたのは、日本の酵母を使用し有機JAS認定取得の有機植物発酵エキスと、自然栽培の完熟北海道産のみを原料に使用したワイルドシーベリージュース。流通コストを抑えるため、当面は自社ECのみで販売されるという。このプロジェクトは、生産者と協働し、消費者と産地をつなぐコミュニケーションハブの役割を担うことをめざしている。品質はもとより、生産者との連携や価格へ挑戦する姿勢は、健康・美容食品業界に一石を投じるかもしれない。地方では地元の農・海産物を活用し、ご当地ブランドとして食品や化粧品、日用品として製品化する動きが出ているが、原料としてのクオリティが高くても、ブランディングに苦労しているケースも多い。その意味でも「だいじょうぶなもの」プロジェクトのような支援の試みが今後どうなっていくか興味深い。次のステップとしては、ポップアップストアや試食・試飲会など、生産者が消費者と交流をはかるコンタクトポイントを持ち、ブランド理念を伝え続けることが重要になってくるだろう。(美容コーディネーター/ビューティビジネスコンサルタント 弓気田みずほ

Text: 佐藤まきこ(Makiko Sato), 編集部
Top image: rawpixel via Unsplash


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